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  • 【Athlete Voice】ソングリーディング部 奥津 愛梨

仲間への感謝を胸に、
恩返しで導く1年へ

健康福祉学群 3年生
ソングリーディング部
駒場学園高等学校 出身

奥津 愛梨 さん

新体操の経験を生かし、大学でチアダンスに挑戦する

私は4歳から新体操を始め、高校3年まで、団体競技でインターハイ優勝を目指して練習に打ち込んできました。特に高校時代は、インターハイ出場を見据えて様々な葛藤と向き合いながら、チーム全員のポジションを覚え、状況に応じて役割を担うことでチームに貢献しました。その経験を通して、仲間や応援してくださる方々など「誰かのために踊ること」の大切さを学び、同時に仲間を支える柔軟さや責任感を培うことができたと思っています。

大学では、もともと関心があったチアダンスをやろうと決めていました。進学先を調べていたとき、YouTubeで桜美林大学ソングリーディング部の演技を見つけました。その演技の振りや構成、曲や衣装、そして先生や選手の皆さんが創り出す世界観全てに強い魅力を感じ、直感で「ここで踊りたい」と思ったんです。教員免許を取得できる健康福祉学群のカリキュラムにも魅力を感じ、桜美林大学への入学を決めました。

ポジティブな声掛けで、安心して競技に取り組める環境づくりを

チアダンスを始めた当初は、新体操と異なる筋肉の使い方や動きに戸惑いました。それでも徐々に練習に慣れ、自分なりの表現ができるようになったことで、チアダンスの楽しさを実感できるようになりました。新体操で培った柔軟性や表現力も、チアダンスで存分に生かすことができています。

私は大会に向けて、最初のポーズから真ん中の位置に置いてもらっています。演技中も多くの見せ場を任せていただいているので、チームの顔として責任を果たし、背中で仲間を導いていきたいと考えています。

大学3年になり、競技面で後輩に指導する機会も多くなりました。チームスポーツなので、「できない」点を指摘しなければならないことも少なくありません。それでも、なるべく良いところを見つけて、ポジティブな言葉をかけるようにしています。練習外でも何気ない雑談を通して、部員一人ひとりが安心して競技に取り組める環境づくりを目指しています。

一人ひとりの個性と、チームとしての結束力を大切にする

現在私たちは、11月に開催される全日本学生チアダンス選手権大会での優勝を目指して練習に取り組んでいます。ずっと一緒に頑張ってきた4年生にとっては最後の大会です。感謝の気持ちを込めて、最高の演技を披露し、必ず日本一になりたいと思っています。

チアダンスは、仲間とのつながりが非常に強いスポーツです。私たちは一人ひとりの個性を大切にするとともに、チームとしての結束力も重視しています。自分の意見だけを通そうとするのでなく、お互いを尊重しながら、思いやりに溢れたチームになれるよう切磋琢磨しています。

このかけがえのない仲間たちと共に、日々の練習を大切にしながら、常に成長し続けるチームでありたいと強く願っています。応援よろしくお願いいたします。

※この取材は2025年8月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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