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  • 【Athlete Voice】女子ラクロス部 主将 山口 奏美

主将として、
周りから必要とされる存在に

リベラルアーツ学群 3年生
女子ラクロス部 主将
神奈川県立城郷高等学校 出身

山口 奏美 さん

分野を特定せず、幅広く学べる桜美林大学へ

幼少期から負けず嫌いな性格でした。ずっとスポーツが好きで、中学・高校ではテニス部に所属していました。「もっと上手くなりたい」という思いで朝練を企画するなど、テニスに打ち込む毎日でしたね。

桜美林大学の健康福祉学群に進学したのは、保健体育の教員免許を取得したいと考えていたからです。リベラルアーツや他学群の授業なども履修することができると聞き、幅広く学べることにも魅力を感じていました。

これまで個人競技のスポーツを続けてきたので、チームスポーツに取り組める女子ラクロス部に惹かれました。練習や試合運営などに学生主体で取り組む姿勢や、部員同士の仲の良さも入部の決め手でした。ラクロスは相手とのコンタクトもある激しいスポーツですが、とにかく楽しくて。どんどん競技にのめり込んでいきましたね。

悔しかった主将1年目

コロナ禍などが原因で上級生が早めに引退したことから、3年生のときに主将に指名されました。昨年は2部昇格を目指したものの、降格という悔しい結果を味わうことに。当時を振り返ると、気持ちの面で相手に負けていたのかもしれません。

今年は私にとって、桜美林大学の女子ラクロス部で過ごす最後の年です。3部に返り咲くことはもちろん、全勝という結果にもこだわっています。「一回くらい負けてもいいや」という慢心があると、必ずどこかで綻びが生まれます。練習のときからハードワークを重ね、試合形式の練習では最後まで攻め切る気持ちで臨んでいます。

誰よりも声を出して、チームの雰囲気を前向きにする

私は今年、主将2年目になります。ですが今でもリーダーに向いているとは思いません。コーチや幹部、他学年のみんなが支えてくれたからこそ、主将を続けることができていると感じます。

私の持ち味は、練習や試合で誰よりも声を出すこと。チームを前向きにして、良い雰囲気で試合に臨めるよう心掛けています。現在の女子ラクロス部は部員数が少ないため、一人ひとりが活躍しなければなりません。誰一人欠けてはならず、全員が実力以上のパフォーマンスを出すことが求められています。どのチームよりもグラウンドを駆け回る私たちの姿を、ぜひ見てほしいですね。

卒業後は教員の道に進まず、一般企業への就職を決めました。卒業後は社会人としての経験を積み、いつか周りから必要とされる存在になりたいですね。部活も仕事も、精一杯努力して、仲間のために貢献できる人になれたらと思います。

※この取材は2023年9月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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