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  • 【Athlete Voice】ソングリーディング部 幹部 新井 優海

誰よりも踊ることが好き。
チームを引っ張り、念願の世界大会に出場したい

芸術文化学群 3年生
ソングリーディング部 幹部
浦和学院高等学校 出身

新井 優海 さん

ダンスに没頭するために、桜美林大学へ

クラシックバレエを3歳のときに始め、中学生まで続けていました。衣装が華やかで、友人と一緒にバレエに取り組めることが楽しかったですね。私は決して踊りが上手だったわけではありませんが、「誰よりも踊ることが好き」という気持ちがありました。上手に踊る人を見ると、「こんなふうに踊りたい」と強く思います。現在もダンスを続けていますが、私のモチベーションの源は向上心だと感じます。

高校ではチアダンス部に所属しました。力強い表現が求められるチアダンスは、バレエと異なるテクニックが求められます。最初の頃は順応に苦戦しましたが、できるまで諦めずに挑戦を続けました。競技以外にも、野球部の応援など様々な交流の機会もあり、3年間楽しく活動することができました。

ダンスに没頭できる環境を求めて、桜美林大学の芸術文化学群への進学を希望しました。学問としてダンスを学び、部活でも踊ることができる。大学の体験会を訪ねたとき、先輩方がフレンドリーに接してくれたことも進学の決め手でした。

スランプを経験したからこそ、チームメイトに寄り添う

桜美林大学ソングリーディング部の特徴は、みんなの呼吸が合った演技です。私たち幹部の代は経験者だけが在籍していたこともあり、阿吽の呼吸を共有しやすかったと思います。

現在の課題は、チーム全体で呼吸感を揃えること。学年ごと、部員ごとに技術やモチベーションの度合いも様々で、中には見逃せない違和感もあります。でも伝えなければ伝わらないので、気になる点があればコミュニケーションをとるように努めています。練習前のストレッチやアップを一緒にやってみて、相手の気持ちや考えを理解・整理して、練習に臨んでいます。

私は大学入学後に、スランプに陥った時期がありました。「ジャズ」というジャンルを選んだのですが、自分の気持ちを乗せて踊ることができなかったんです。細かいことまで考えられない時期が続き、先輩から指摘を受けても黙り込んでしまうことがありました。そんな自分だからこそ、後輩のみんなが不安や不調に陥ったときは、スランプの経験者として寄り添えるような存在になりたいです。

みんなで踊る迫力、目標に挑む気持ちを感じてもらいたい

私たちは、入学時からずっと変わらず、国内で1位になることを目標にしています。目標を達成すれば、海外で開催される世界大会にも出場できます。そのためには、当たり前のことですが、日々の練習を疎かにせず、完璧な演技を目指すことが求められます。

演技を通じて、みんなで踊る迫力や目標に挑む気持ちを感じてもらいたいですね。ひとりでなく、「みんなで」という気持ちで、悔いのない演技を披露したいです。幹部としてみんなを引っ張ると同時に、その勢いを借りながら、私自身のレベルをもっと上げていけたらと思っています。

※この取材は2023年9月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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