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  • 【Athlete Voice】チアリーディング部 江崎 日葵

憧れの桜美林で
パフォーマンスも人間性も
高めていきたい

健康福祉学群 1年生
チアリーディング部 ミドル、ベース
大阪府 箕面自由学園高等学校 出身

江崎日葵 さん

チアリーディングに胸を打たれ、日本一を目指した中学・高校時代

私がチアリーディングと出会ったのは、小学校に入学したときに見た部活紹介でした。ピアノなどの個人で行う習い事しか経験がなかった私は、皆で協力してパフォーマンスを作り上げることの美しさに胸を打たれてチアリーディング部に入部しました。

「楽しくチアをすること」が一番だった小学生時代でしたが、中学に入学して、がらりと雰囲気が変わりました。私が中学から高校時代までを過ごしたチアリーディングの名門校・箕面自由学園チアリーディング部の目標は「日本一になること」。目標達成のための厳しい練習や、周囲との実力差に落ちこむこともありました。そんな中でも諦めることなく練習できたのは、コーチや先輩・同級生がまるで自分のことのように親身になって指導をしてくれたからだと思います。また練習だけでなく、仲間や自分と向き合う姿勢や、普段の学校生活での礼儀など、チアリーディングを通して人として大切なことも学ばせていただいたと思っています。

コロナ禍のJapan Cupで勇気をもらった桜美林大学のチア部へ

高校時代はコロナウイルスが猛威を振るい、大会でもダンスやモーションなど人と触れ合わないパフォーマンスがメインになりました。ずっと親しんできたチアリーディングの急な変化に戸惑う中、勇気をもらったのが当時のJapan Cupでの桜美林大学のパフォーマンスです。

桜美林大学の選手たちは、感染対策の都合で部門が変わってしまったにもかかわらず、良いチームワークを保ち、いきいきと演技をされていました。そんな先輩方に憧れて、高校を卒業したら桜美林でチアがやりたいと感じました。

そしてこの春、念願叶って桜美林大学のチアリーディング部に入部。学生が主体の部活なので、練習メニューなどもメンバーで考えます。先輩方が自分の意見をしっかりと交換しあい、質の高い演技やチームワークを作り上げていく姿にとても感銘を受けました。ちなみに、桜美林大学のチアリーディング部はJapan Cupベストマナー賞の常連。部活動ではパフォーマンスだけでなく、礼儀の部分や人間性においても多くのことを学んでいます。

桜美林の選手に相応しい、誰からも信頼されるミドルを目指して

チアリーディングは体を預け合うスポーツなので、メンバー間の信頼関係がとても重要です。中学・高校時代の経験の中でも、ミドルというポジションを担当する上でトップやベースの気持ちを考えることを大切にしてきました。

今年度の関東大会出場メンバーの中で1年生は私ともう1人だけということもあり、最初はなかなか意見が言えないこともありました。けれど、先輩方に励まされ、徐々に自分の考えを伝えられるようになりました。練習メニューを考えるだけでなくメンバー個人のことまで気遣う先輩方の姿を見ていると、私も「悩んでいる人がいたら力になりたい」と思います。まだ入部して間もないですが、中高で学んできたことを生かしながら、自信を持って自分の意見を伝え、他のメンバーとの絆を深めることで、より一層チームに貢献していきたいと思います。

5月にある関東大会での上位入賞、そして夏に開催されるJapan Cupでの入賞を目指す中で、誰からも信頼されるミドルとして、自分が憧れた桜美林の選手に相応しい人になれるよう、今後も努力していきます。

※この取材は2022年4月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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