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  • 【Athlete Voice】チアリーディング部 部長 星野 梨花

絆を大切に。
人を笑顔にする
チアリーディングを目指して

リベラルアーツ学群 3年生
チアリーディング部 部長 ベース
東京都 都立雪谷高校 出身

星野梨花 さん

高校時代の悔しい経験に背中を押され、桜美林のチア部へ

私がチアリーディングを始めたのは、高校1年生の4月です。新入生歓迎演技で観たチアリーディング部のキラキラした笑顔に憧れて入部しました。熱心に打ち込み、部長を務められたのも、いい経験になったと思います。大学でもチアを続けるか、かなり悩みました。けれど高校最後の大会で怪我を理由にベストパフォーマンスができなかったことが忘れられず、まだチアをやりきれていない、という思いで入部を決めました。

桜美林大学のチアリーディング部は先輩と後輩の距離が近く、学年に関係なく意見を言い合える環境が整っています。私はダンスの経験を活かして先輩と振り付けを考えたり、演技に対する意見を出したりしましたが、それができたのは下級生の意見もしっかりと聞いてくれる部の雰囲気があったからだと思います。当時出場した関東大会とJapan Cupでは、両大会とも全国3位という好成績を残すことができました。学生主体の活動は大変なこともありますが、その分やりがいがあると感じています。

技術だけじゃないチアリーディング。練習の先で見つけたこと

2年生になり、初めてキャプテンとして参加した昨年のJapan Cupでは、平場のみで構成されたチアリーディングスピリッツ部門に出場しました。私も含めて、タンブリングなど平場での演技に苦手意識のあるメンバーが多かったのですが、苦手な部分を克服するチャンスだと考えて練習に励みました。練習を通して一人ひとりの技術が向上していく中、メンバーに「自信がなくて、演技中に笑顔になれない」と相談されました。私は練習の成果を十分に感じていたので、そんな相談に驚きつつも「いい演技ができてるよ。不安になる必要ないよ」と伝えました。それは私の素直な気持ちでしたが、メンバーの不安に寄り添い、励ませたことが良かったのだと思います。メンバーの表情が明るくなり、大会でも全国4位という結果を出すことができました。

誰かに相談することは特別なことではありませんが、不安なく、良い気持ちで練習することは技の向上にもつながります。キャプテンとしてメンバー全員の不安に寄り添えるよう、これからも日々のコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。

努力と優しさで頼りがいのあるキャプテンに

今年は5月の関東大会で上位3位以内に入り、8月のJapan Cupでは7位以内で決勝へ進出することが目標です。桜美林大学らしい迫力のある演技をするために、メンバーで意見を出し合い、細部まで技の美しさを追求しています。私はキャプテンではありますが、技術はまだまだ足りていません。チームにより貢献できるよう技術を磨き、その姿を見た部員にも刺激を与えられるよう、取り組んでいきます。

また、レベルの高い練習を行うだけでなく、チームの暖かい雰囲気づくりも大切にしたいと考えています。真剣だからこそピリピリした空気になることもありますが、自分が楽しめない演技で見ている人を笑顔にすることはできません。日々の会話を通して挑戦する勇気を与えられるような、そして不安や不満を相談できるような、頼りがいのあるキャプテンになりたいと思っています。学年に関係なく意見を交わせる環境と、強いチームワークが桜美林大学チアリーディング部の魅力です。見る人もメンバーも笑顔になれるパフォーマンスを目指して、日々の練習に打ち込んでいきたいと思います。

※この取材は2022年4月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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