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  • 【Athlete Voice】女子ラクロス部 主将 及川 優花

ラクロスの楽しさと
勝利を追求するチームを目指す

リベラルアーツ学群 3年生
女子ラクロス部
山梨県立吉田高等学校 出身

及川 優花 さん

少数精鋭のチームで勝利を掴んだ経験

私がラクロスを始めたのは、桜美林大学に入学してからです。高校まではハンドボール部に所属していましたが、何か新しいことがしたいと女子ラクロス部の門を叩きました。チーム全体の明るい雰囲気や、競技に取り組む前向きな姿勢にも惹かれました。

2024年度は部員が少なく、関東地区学生ラクロスリーグ戦では苦戦を強いられました。負けが続いたことで、チーム全体の士気が大きく下がったことも。それでも部員全員で「どうすれば勝ちに行けるか」を本気になって考えたことで、3部残留をかけた入れ替え戦に勝利することができました。私にとっても大きな経験であり、改めてラクロスという競技の面白さを知ることができたと思います。

3部を戦ってきた誇りを抱き、合同チームで戦う

現在、私は女子ラクロス部の主将を務めています。残念ながら、試合に必要な12人のメンバーを揃えることができず、2025年度は合同チームでの出場が決まっています。平日は基礎練習を行い、土曜日に合同チームを組む大学の練習場まで足を運びます。ラクロスへの向き合い方に違いはあるものの、「単独チームに勝ちに行こう」とみんなで声を掛け合っています。

他大学の選手から、「桜美林大学は体力があるね」と褒めてもらうことが多いです。これは3部リーグで戦い抜くうえで、日々の厳しい練習で培われたものだと自負しています。その期待に応えるべく、基礎練習を怠らず、部員の体力・技術それぞれのレベルアップを図っていきます。

部員数が少ないことで、新たな気付きもありました。これまでは幹部が中心になって練習メニューを決めていたのですが、現在は下級生にもミーティングに参加してもらっています。改善点を話し合い、常にアップデートしていこうという当事者意識が生まれました。もちろん人数が少ない分、練習以外でも事務作業など分担して取り組む必要がありますが、一人ひとりが「主力選手である」という自覚を持ちながら部の運営に臨んでいます。

目指すは合同チームでの4部優勝、そして来年は単独でリーグ戦出場を果たしたい

今年度は、合同チームとして参加する4部リーグで全勝優勝を果たすことが目標です。そのために、部員一人ひとりのレベルアップが欠かせません。合同チームのメンバーからも「桜美林大学とプレーできて良かった」「桜美林大学って強さがあるね」と思ってもらえるよう努力していきます。

私はオフェンス、ディフェンス関係なく、様々な役割をマルチにこなすことが期待されていると感じています。特に中盤であるミッドフィルダーは、攻守の切り替えの要であり、試合が終わるまでグラウンドを走り続けることが求められるポジションです。体力には自信があるので、チームの勝利のために試合でもやり抜きたいですね。

ラクロスという競技は、大学から始める人がほとんどのスポーツです。スピーディーな展開や、攻守が目まぐるしく入れ替わるところなどに面白さがあります。2025年度も入部を希望してくれる1年生がいますが、「ラクロスが好き」だと感じてもらえるように、ラクロスの楽しさも伝えていきたいです。

やはり2026年度は、多くの仲間とともに、単独チームとして再びリーグ戦に出場したいですね。これからも勝利にこだわり、ラクロスの楽しさを追求し続けるチームでありたいと思います。

※この取材は2025年6月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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