箱根はひとりで走れない。みんなで目標を達成したい/塚田雄大 さん
- 百花繚乱
- 【Athlete Voice】陸上競技部 駅伝チーム 白川 大地

自分の走りでチームを引っ張り、
箱根で恩返しがしたい
リベラルアーツ学群 4年生
陸上競技部 駅伝チーム
岐阜県 中京学院大学附属中京 出身 ※現中京高校
白川大地 さん

楽しく、真剣に。仲間たちと切磋琢磨できるチーム
私が陸上競技を始めたのは小学5年生の時。地元のランニングクラブに誘われたことがきっかけです。このクラブは箱根駅伝出場選手を多数輩出していて、自然と私も箱根駅伝で走りたいと思うようになりました。その後、中学・高校と競技を続ける中で、桜美林大学の真也加監督や福永コーチ、武田部長からスカウトされました。長距離走の強豪国であるケニア人監督を擁するのは、全国の大学駅伝チームの中でも桜美林大学だけ。ケニア人ならではの速さの秘訣を学べると思い、桜美林大学への進学を決意しました。
桜美林大学の駅伝チームの特徴は、楽しく走りながらも真剣に、チーム一丸となって明るい雰囲気の中で練習に取り組んでいること。部員同士は学年の垣根なく声をかけ合い、監督・コーチとも綿密なコミュニケーションが取れています。監督や部員間で相談しながら新しいことにも取り組んでいて、最近では、瞑想しながら自分の調子のいい姿を想像したり、時には美味しいものを食べている様子を思い浮かべたりといったイメージトレーニングも行っています。意外にも効果があり、チーム全員がメンタルの向上を感じています。

地道な努力の積み重ねが生んだ、自己新記録
高校時代は「大学の駅伝部に入部したら特別なトレーニングをするんだろうな」と思っていましたが、実際は高校生の時よりも地道で泥臭い練習ばかり。同学年で実力に秀でたカヨウキ選手とスピードを競ったり、日々たくさんの練習量をこなしたりしています。このような努力の積み重ねにより、大学2年次の「ホクレンディスタンスチャレンジ網走大会」では、10,000m走の自己記録を1分以上も更新することができました。さらに2022年4月の「第294回日本体育大学競技会」では、先頭を走っていても周りからの視線を気にせず、安定したペースで走れるようになり、フィジカル面とメンタル面の両方で成長を実感しています。
現在は、副主将として後進の育成にも尽力しています。主将と共に、チームを良くしたいと考え、いろいろなことに取り組んでいます。実力で語るのはもちろん、下級生に対して集中して取り組むように声をかけることも。桜美林大学の未来を背負う後輩たちには、高い向上心をもち、怪我をせず多くの経験を積んでほしいと考えています。

エースの誇りを胸に、仲間と共に箱根の大舞台へ
昨年行われた「箱根駅伝予選会2021」では残念ながら39大学中29位となり、箱根駅伝出場の切符を手にすることはできませんでした。他大学も年々力をつけており厳しい状況ではありますが、どのチームにも必ず弱点があります。そこを突いていけるように努力を積み重ね、チーム全体の実力を底上げしていくことが必要だと考えています。
個人としても、今年は勝負の年。真也加監督や福永コーチも大きな期待をかけてくださっています。エースとして注目していただいているのはとてもうれしいですし、監督たちのおかげでここまで成長できました。「箱根の大舞台で恩返しがしたい」、その気持ちを胸に、期待に応える走りを見せたいと思います。2022年度のスローガンは「歴史を変えるEVOLUTION<進化・心火・真価・信可・新華>」。この言葉通り、箱根駅伝に出場することでチームの歴史を変えるのが目標です。新しい世代に華を残して卒業できるよう、エースとしての誇りを胸に、自分の走りでチームを引っ張っていきます。
※この取材は2022年4月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。
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