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  • 【Athlete Voice】チアリーディング部 有本 優花

理想の演技も、
チームも作るのも学生自身

健康福祉学群 1年生
チアリーディング部 スポット
立花学園高等学校 出身

有本 優花 さん

学生主体で演技をする楽しさ

4歳年上の姉の影響で、4歳からチアリーディングを始めました。当時の話を聞くと、私は姉の演技を真似して踊っているような子供だったそうです。学年が上がるにつれて練習も厳しくなり、大変だと感じることも多くなりました。それでもコーチがいつも親身になって指導してくれたので、全国大会で優勝、世界一を目標に頑張ることができました。高校ではコロナウイルスの影響もあり、練習や大会の機会が制限されてしまいました。そんな中でも最後まで諦めずに頑張れたのは、同級生や顧問の先生の存在が大きかったと思います。今まで本当に多くの方々に励まされ、支えられてきたのを実感します。

私は小学生の頃から、桜美林大学への憧れがありました。桜美林大学と合同練習を行なう機会があり、先輩たちが楽しそうに演技をしていることが印象的だったんです。練習を盛り上げるのも学生自身です。一人ひとりが主体的に練習に取り組んでいるように映り、素敵だなと感じていました。実際に桜美林大学のチアリーディング部に入って感じたのは、私が想像していたよりも学生主体であること。日々充実感を味わいながら、私もチームの一員として活動に取り組めています。

「私はこうしたい」と意思を伝えること

桜美林大学は学年ごとの垣根がなく、入部したときは誰が何年生か分からないほどでした。とてもフラットで、下級生である私たちの意見も積極的に取り入れてくれます。入部して驚いたのは、一人ひとりが自分の意見を持っていることです。ミーティングで、「私はこうしたい」と意思を伝えられるメンバーが多いと感じました。残念ながら私は遠慮してしまい、まだまだ自分から意見を言うことができません。上級生の姿勢を見習いながら、少しずつ自分の経験を伝え、チームに生かせるよう努力をしていきたいと思います。

桜美林大学は、幹部学年の3年生を中心にメニューを考えます。技のベースになる基礎を大事にして、一つひとつの動きに気を配りながら、大会に向けて練習を重ねていきます。3年生はキャプテンや副キャプテンを中心に、同じ学年のメンバーが協力し合っているのが素晴らしいなと感じます。私も2年後は幹部学年の代になるので、先輩たちの姿からたくさんのことを学べるようにしたいと考えています。

今もこれからも、チアリーディングの経験を生かしたい

将来の夢はまだ決まっていませんが、幼稚園の先生や保育士、幼児体育指導者など、子どもと関わることができる仕事に就きたいです。チアリーディングでの経験を生かして、スポーツや身体を動かすことの楽しさを、子どもたちに伝えていきたいですね。そのために大学でも、発達心理学、発育発達学など、色々なことを積極的に学びたいです。

チアリーディングとは、誰か一人でも欠けてしまうと成り立たない競技です。一つの演技をみんなで作り上げる過程や、大会で完成できたときの達成感が魅力です。チアリーディングを通じて、仲間と協力し合うことの大切さを学んできました。これまで部活動に関わってくださった方に恩返しをするという気持ちで、JAPAN CUPでは良い成績を残したいです。見に来てくださるお客さんに、笑顔と元気と勇気を届けられるように頑張りたいと思います。

※この取材は2023年6月に「桜美林のスポーツ」サイトのために行われたものです。

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