「LOVE & PEACE」を世界へ。
アートで人々に元気を届けたい

総合文化学群造形デザイン専修 卒業生

椎葉 翔太 さん

場所や媒体を問わず、アーティストとして挑戦する日々

現在、私は「SHETA(シータ)」としてアーティスト活動を行っています。主な活動は、国内外での個展開催やブランドとのコラボレーション、ミュージシャンのCDジャケット、グッズのイラスト制作など多岐にわたります。建物の壁面や公共空間の天井に直接描く「ミューラルアート」の制作にも注力するなど、場所や媒体を問わず、様々な表現に挑戦し続けています。

作品づくりにおいて一貫しているテーマが「LOVE & PEACE」です。私の作品を目にした方が、少しでもハッピーな気持ちになったり、明日への元気を受け取ってくれたりしたら嬉しいですね。プロジェクトの背景や世界観を自分なりにイメージして、試行錯誤を繰り返しながら作品に落とし込んでいます。

湘南で培った感性と、桜美林大学で広げた表現の幅

木村カエラ20周年のビジュアルを使用したワードアート作品の展示 椎葉さん(左)と木村カエラさん(右)

母の影響を受け、物心ついたときには絵を描くことが生活の一部に。10代のときは地元・湘南特有のストリートカルチャーに触発され、スケートボードやファッション、グラフィティに夢中になりました。「SHETA」という名前で活動を始めたのもこの頃です。

高校卒業後の進路を考えていたときに、桜美林大学で総合文化学群(現:芸術文化学群)が第1期生を募集することを知りました。イラストや絵画だけでなく、グラフィックデザインをはじめとする様々な分野のアートを横断的に学べる点に魅力を感じ、入学を決意。この環境で多様な表現手法に触れた経験が、現在の私のスタイルの礎になっています。

卒業後は、インハウスデザイナーとして企業に就職しました。広告や販促、アパレルのデザインなどを担当し、繁忙期には泊まり込みで作業をすることも。着実に経験を積み、29歳のときに「30歳になる前に、自分の力で勝負しよう」と決意し、アーティストとして独立する道を選びました。たくさんの縁に恵まれ、節目にはギャラリーに所属してプロデュースしてくださる方との出会いもありました。こうした積み重ねが、現在の活動につながっています。

世界へ挑み続け、経験のすべてを未来へつなげる

東急百貨店創業90周年限定アートイベントPIECE OF SHIBUYA CITY -LOVE 9O NEXT 100-渋谷ヒカリエ

これからは活動の場を世界へと広げていきます。企業やブランドとのコラボレーション、そしてアイコンであるサボテンのキャラクターを様々な形にして届けたいと考えています。

特に2024年は、活動の幅が大きく広がりました。

①東急百貨店創業90周年限定アートイベント  
 PIECE OF SHIBUYA CITY -LOVE 90 NEXT 100- 渋谷ヒカリエ 2024年11月
②木村カエラ20周年ビジュアルを使用したワードアート作品の展示、東急プラザ原宿「ハラカド」 ハラカドギャラリー 2024年10月
③SHETA「LOVE &PEACE」そごう横浜美術画廊 2024年8月
④韓国での個展「LOVE &PEACE SHETA」2024年8月

日本国内にとどまらず、世界に向けて、私なりの「LOVE & PEACE」を発信していくつもりです。

もちろん、新しい舞台への挑戦には、これまで以上の壁や困難が待ち受けているでしょう。でも私には、「どんなことも乗り越えられる」という自負があります。

振り返れば、私の人生は決して順風満帆ではありませんでした。学生時代は、様々な事情が重なり「無事に卒業できるだろうか」と不安に押しつぶされそうな時期もありました。でも、そんな苦しいときにいつも手を差し伸べてくれたのは、友人や先生方でした。あのとき経験した葛藤や、人とのつながり。それらすべてが、アーティスト活動を支える大切な糧になっています。

今、大学生活を送っている皆さんも、ときに失敗して悩むこともあるでしょう。だけど、すべての経験は必ず未来につながります。楽しいことも苦しいことも精一杯謳歌しながら、自分だけの時間を大切に過ごしてください!

SHETA「LOVE &PEACE」そごう横浜美術画廊
韓国での個展「LOVE &PEACE SHETA」

※この取材は2025年12月に行われたものです。

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