子どもたちの「やりたい!」に
寄り添える先生でありたい

健康福祉学群 卒業生
保育士(シンガポール プリスクール)

工藤依里 さん

大学時代の縁をきっかけに、シンガポールへ

日本国内の保育園で1年間保育士として勤務した後、2022年春に、シンガポールのプリスクールに転職しました。現在は日本でいう「年少クラス」を担当しており、日本語を教えたり、みんなでゲームをしたりと、日々子どもたちと充実した時間を過ごしています。

転職したきっかけは、プリスクールの園長先生から連絡をいただいたことです。大学3年のときにシンガポールに一人旅をして、その際にいくつかのプリスクールを見学に伺いました。そのときの縁がもとになって声を掛けてくれたのです。「いつか海外で働いてみたい」という希望もあったので、迷うことなく海外での挑戦を決意しました。

日本国内だけでなく、海外の保育も学ぶ

私は幼少期から、保育園や幼稚園で働くことが夢でした。中学校で保育士の職業体験授業を、高校で保育園でのアルバイトをそれぞれ経験したので、大学進学の際も自然な流れで保育専攻を選びましたね。

桜美林大学に進学したのは、四年制大学で保育を深く学べること、留学や外国語習得の環境に恵まれていることを魅力に感じたからです。実際に授業やゼミを受けてみると、日本国内だけでなく、海外も含めた幅広い視野で保育について学ぶことができました。特に私が印象に残っているのは、ドイツの「見守る保育」という考え方です。子どもの自立を促し、自主性を大切に育もうとする価値観やスタンスに共感しました。現在の私の仕事にも生かされていると感じます。

子どもの自立心を育む先生を目指す

子どもたちが自ら考え、自立できる力をつけられる先生を目指して、日々の仕事に取り組んでいます。

シンガポールでたくさんの子どもたちと接するにあたり、国際化が急速に進んでいることを実感します。絶対的な正解がないシチュエーションも増え、自分の頭で考えることの重要性は今後ますます高くなっていくでしょう。自立できる力をつけてほしいと日々子どもたちと接しているのですが、なかなか理想の保育を実践に移すことは難しいもの。ですが、できる限り子どもたちの「やりたい!」という気持ちに寄り添えるよう心掛けています。

学生の皆さんには、興味のある授業があれば積極的に選び、自主的に学びを深めてほしいです。今はそれほど重要だと感じなくても、授業で学んだことが将来役に立つかもしれません。学ぶために必要なことは、好奇心と一歩前に踏み出す勇気です。現在の私の職場も、思い切ってプリスクールに連絡を入れたことが縁になりました。学生生活は、思いのほか選択肢がたくさんあるはず。悔いが残らないよう、色々な挑戦をしてほしいですね。



※この取材は2023年12月に行われたものです。

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