逆境を乗り越えて
道を切り拓き、
日米をつなぐ架け橋へ。

リベラルアーツ学群 卒業生
CREAW Inc. Founder & CEO

野口元気 さん

東京都八王子市出身。2007年入学、リベラルアーツ学群で心理学を専攻。卒業後はヤフー株式会社でインターネット広告の企画営業に従事。退職後に渡米し、CREAW Inc.設立。海外市場拡大を目指す企業をサポートし、過去に支援した累計企業数は100社以上にのぼる。

高校時代からブレイクダンスに打ち込み、大学時代にはロンドンの国際大会で優勝を果たした野口元気さん。しかし、憧れの舞台で活躍する中感じたのは、自分自身の無力さだった。
「詐欺や窃盗に遭うなど、1カ月余りの滞在中にさまざまな苦難を経験。人としてもっと成長したい、ダンス以外のことにもしっかり目を向けるべきだと痛感しました」

ロンドンでSkypeの浸透を目の当たりにし、インターネットの時代が来ると直感した。帰国後に取った意外な行動とは……。
「ベンチャー企業の社長に面談を直談判しました。100社ほど訪問する中で経営者としての考え方に耳を傾け、自身の考えを整理していました。今思えば生意気な若者だったと思います。当時読んだ孫 正義さんの本も印象的でした。ブレイクダンサーとしてどうすれば世界と戦えるのか、日本人にしかできない表現は何か、ずっと模索していた自分の考え方と似ていて、ビジネスでも自分の考え方が生かせると感じました」

結果的にヤフー株式会社に入社。3年後に退職し、縁あって渡米するも順風満帆にはいかなかった。
「立ち上げに参加したファッションスクールは赤字続きで解雇通告。その後、アパレルの貿易事業に従事する中で法人を設立しました。当時は生きていくために何でもやってやる! という気持ちでしたね。現在はデジタルマーケティング事業を軸に、主にアメリカで事業拡大を目指す日本企業をサ ポートしています。僕自身が一人のチャレンジャーとして、世界に挑戦する皆さんの力になれたら」

さまざまな局面を類まれな行動力で乗り越えてきた野口さん。この先どんな逆境が訪れても“自分にしかできないやり方”を見出し、道を切り拓いていくことだろう。

野口さんのNow & Then

Now まだ知られていない日本文化の魅力を世界に発信し続ける
在ロサンゼルス日本国総領事館が主催する日本の焼酎と泡盛の素晴らしさを伝えるイベントで、集客と当日の運営をサポート。日本の隠れた魅力を広く発信し、海外における日本文化の価値向上に努めている。
Then 地元・八王子の活性化に貢献。今も忘れ得ぬ感謝の言葉
在学中に大学の垣根を越えた学生団体を立ち上げ、地元・八王子市で地域活性化を目的とした街コンイベントを開催。街は大いに盛り上がり、八王子市長が熱意を込めて語ってくれた「八王子市としても君たちのような若者を応援したい」という言葉は、今も忘れない。

※この取材は大学広報誌「J. F. Oberlin Tokyo No. 15」のため2025年11月に行われたものです。

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