• HOME
  • ニュース
  • 2022年度
  • 社員の一員になったつもりで未来の食卓をデザインしよう~広告制作ビジネス×株式会社ビルボの取り組み④~

社員の一員になったつもりで未来の食卓をデザインしよう~広告制作ビジネス×株式会社ビルボの取り組み④~

2022/12/14(水)

  • 大学
  • ビジネスマネジメント学群
  • お知らせ
  • 教育・研究
  • 地域・社会連携
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

12月7日(水)に、株式会社ビルボ(以下、ビルボ)との連携による寄付講座『ビジネス演習(広告制作)』の最終プレゼンテーションが行われました。履修する学生たちは3グループに分かれ、新宿キャンパスに来校したビルボの社員7人と、実際のクライアントである企業の方1人の前でプレゼンテーションを行いました。

これまでこの演習では、顧客に企業や商品、ブランドのファンになってもらうことが、中長期的な売上向上に寄与すると考え、「どうしたらお店のファンになってもらえるか」というファンマーケティングの視点から、企画を考案してきました。最終プレゼンテーションでは、ビルボの協力を得てアイディアを形にした広告物を提示しながら、自分たちのアイディアを発表しました。

今回の発表では、様々なアイディアの中から施策がより精査され、費用の想定や効果測定の方法までを提案。これまで検討してきたものを、実際の広告物として形にして提示しました。

チーム1では、家庭で話題に出してもらうことで店舗と顧客の距離を縮めることを目指し、共感を生むようなワードを用いた駅内広告と店内施策を、チーム2では、利用者が最も多い40~50代女性が関心のあるSDGsを切り口にしたデジタルコンテンツの活用を、チーム3では、小さい子どもを連れて行きたくなるような店舗を目指した、キャラクターを付加した広告媒体の提案を行いました。
発表後は、題材企業としてご協力いただいた企業の方から、「実際に採用するかどうか」の厳しい目線でフィードバックをいただき、学生たちは新たな視点と今後の改善点を得ました。

ビルボの社員のみなさんからは「全体を通してプレゼンテーションの仕方までしっかり学んでいるんだと感心した。物をロジカルに考える、人に提案する、ということは社会人になっても求められることなので、今回の経験が財産になったのではないか」「真剣に取り組んでくれたことで、逆にたくさんのことを学生の皆さんから気づかされた」「どれも面白いアイディアばかりだったので、さらに深堀して考えられると実現も近いのではないか」との声をいただきました。

本寄付講座の総監督を務めたビルボの深見みちるさんは、「自分たちの想い、考えを伝えることが苦手と感じる人が増えている中で、相手に伝え、結果を得ることができる職種は多くないと思う。今回の体験を通して、業界の面白さを知り、興味を持つきっかけとなれば嬉しい。学生たちの発想には驚かされるものばかりだった」と話しました。

学生からは「自分たちのやりたいことやトレンドを取り入れるだけでは不十分で、企業のニーズを考えることが難しかった」「発表して終わり、という授業が多い中、深く調べて検討した上で提案するだけでなく、実際に業界でお仕事されている方々からフィードバックをいただくことができたのは、非常に貴重な経験となった」との感謝の声が上がりました。

関連ニュース

ページの先頭へ