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社員の一員になったつもりで未来の食卓をデザインしよう~広告制作ビジネス×株式会社ビルボの取り組み②~

2022/08/18(木)

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7月27日(水)に、株式会社ビルボ(以下、ビルボ)との連携による寄付講座『ビジネス演習(広告制作)』の初回プレゼンテーションが行われました。履修する学生たちは3グループに分かれ、新宿キャンパスに来校したビルボの社員7人と、実際のクライアントである企業の社員1人の前でプレゼンテーションを行いました。
この演習では、履修者が販促マーケティングプラン・デザインを行うビルボの仮想社員となり、クライアント企業に提案する企画を練り、具体的な広告物を制作します。ビルボのクライアントである総合小売業チェーン店の協力を得ながら、ファンマーケティングの視点からクライアントの課題解決を図ります。

現代社会ではSNSが普及することで顧客による情報発信が活発化し、「顧客からの情報」が最も信頼できる情報源となっています。そこで今回の演習では、顧客に企業や商品、ブランドのファンとなってもらうことが、中長期的な売上向上に寄与すると考え、「どうしたらお店のファンになってもらえるか」という視点から、企画を考案しました。今回の初回プレゼンテーションでは、現在企業が取り組んでいる活動を分析し、競合他社と比較したり、アンケート調査を実施したり、様々なデータを分析した上で考えた新たな企画を提案しました。
1グループ目は、実際に総合小売業チェーン店が取り組んでいるSDGsの活動に着目した宣伝方法や、すでに実施されているLINEでの情報発信の改善案を提案。2グループ目は、商品を売る目的だけでなく「共感を呼ぶこと」を目的とした広告の提案と、お店が地域のコミュニティの場として活用されるような企画を提案。3グループ目は、ゼミで絵本を出版した経験があることから、店舗で売られている食材1つ1つにキャラクターを設定し、食育にもつながるストーリーの絵本を制作する案が提案されました。

来校された社員のみなさんからは「グループによって違う切り口からの提案があり、本当に感心した」「誰かのため、地域のため、企業のため、世の中のためにと考えている学生の姿勢に、改めて気づかされた点が多くあった」「実際に実現したい企画がいくつもあり、今後の活動が楽しみ」と温かい言葉をいただきました。
発表をした学生からは、「企業の方にプレゼンテーションをするのは初めての経験だったので緊張したが、貴重な機会を頂けたと感じている」「すでにやっている取り組みに対してご提案させていただくため、失礼のないように事前準備に力をいれたが、質問に答えられるほどの対応力がまだまだだと痛感した」「企業のコンセプトに照らし合わせて再度考え直した箇所がいくつもあった。ただ自分たちのやりたいことをやるだけでは、不十分なんだと感じた」との声が上がりました。

秋学期は、考えた企画から実際に広告物を制作します。

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