ECO-TOPプログラム 11人の認定者が誕生しました

2021/03/17(水)

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3月15日(月)、学位授与式前にECO-TOPプログラム終了証授与式が行われました。今年度の認定者は11人、授与式には9人の学生が出席しました。

ECO-TOPプログラムとは、大学のカリキュラムと企業・NPO・行政の3部門へのインターンシップを通じて、自然環境分野で幅広い知識を有し、行動できる人材を育成するための東京都のプログラム。所定の科目を修得した学生に対して、都から認定書が交付されます。

今年度の卒業生は、都庁で開催される合同報告会までは例年通り行えたものの、その後の卒論中間報告会や最終報告会がオンラインでの実施となりました。担当教員の藤川まなみ教授は、「このプログラムは、20日間も時間を要するインターンシップや自身の学びの内容を充実させるための課題が多く、学生にとって大変だと感じることが多いプログラム。必修の卒論・卒研は、本来ならお互いに顔を合わせいろんな人に会って、支え合って書くもの。オンラインでの相談や個別指導となったため、孤独だったと思う。オンラインという慣れない環境下でも最後までやり切った学生たちは、本当によく頑張ったと思う」と称賛しました。

授与式に出席した齋藤虎太朗さんは、環境問題は1番身近な分野だと感じて履修。自然体験フェスティバルという、地域の方が600人以上参加したイベントにインターンシップで参加したことが1番の印象に残っていると話しました。「こんなにも多くの方が環境問題に関心があるのだと肌で感じ、同時に驚いた。春からは、エネルギー関係の企業に就職。様々な側面から環境問題に取り組む仕事に、このプログラムで身につけた多くの知識を存分に活かしていきたい」と力強く話しました。

化学を専攻し、副専攻に生物学を選択していた佐藤史穂子さんは、環境分析系の企業に就職。環境学だけでなく、化学も学んでいたことを強みに活かしていきたいと話しました。 佐藤さんは、学内報告会や合同報告会に向けて体感したことや学んだことを資料にするために、さらにさらにと学びを追及していく中、あまりの大変さに「辞めたい」と先生のオフィスで泣いたこともあったそう。「あの経験があって本当によかった。得るものがとても大きかったと感じる。是非挑戦してみて欲しいプログラムです」と涙を浮かべながら話す姿は、やり切った人にしか感じることのできない価値、達成感を伝えるものでした。

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