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若年層をターゲットに商品をマネジメントしよう~健康産業ビジネス×白寿生科学研究所の取り組み③~

2021/07/15(木)

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7月12日(月)、株式会社白寿生科学研究所(以下、白寿)との連携による寄付講座『ビジネス演習(健康産業)』で、中間プレゼンテーションが行われました。白寿からは、原浩之社長をはじめ、7人の社員が新宿キャンパスに来校。履修者5人は自己紹介からはじめ、春学期の活動および秋学期に取り組むプロジェクトについて報告しました。

この実習は総合健康企業である白寿の協力を得て、マーケティングやマネジメント系の授業で習い覚えた知識やスキルを実際に使ってみるオン・キャンパス実習。主力商品である家庭用電位治療器「ヘルストロン」を用いて、より多くの利用者を得るための宣伝方法、運用方法を検討します。今年度のテーマは「新宿キャンパスの学生を元気にしたい」。ターゲットを新宿キャンパスに通う学生に絞り、ヘルストロンを週30回稼働させることを目標として活動しています。

春学期は、健康や未病に関する知識を身に付け、若者が「生活の中でどのような不調に困っているのか」を考えました。また履修者をサンプルに健康に対するインサイトも発掘。ターゲット層の需要について理解を深めました。
そして本社見学(記事①参照)や店長体験(記事②参照)で学び感じたことを持ち帰り、新宿キャンパスでの運用方法を検討。学生たちは『居心地改善プロジェクト』『カルロン(白寿が販売するカルシウム飲料)無人販売プロジェクト』の2つのプロジェクトを考案。キャンパスに来た学生たちが、ついヘルストロンが置いてある場所に行きたくなるような空間にするために、立ち寄りやすい外装やリラックスさせる工夫や、必要に応じて周りの目を遮断するカーテンを設置するなどのアイデアが挙げられました。また、健康増進をさらに図るために、キャンパス1階にあるカフェと協力してカルロンを学内で販売する計画も。細部までこだわって話し合った内容が報告されました。

一連の報告を受けた原社長は、「春学期の期間だけでここまで進んだことに、頼もしさを感じた。『あそこに行きたくなる』と思わせるアイデアは、社内でも参考にさせてほしいので楽しみにしている。健康になるためには、ヘルストロンだけでなく、身体に取り入れる栄養素もとても大切。カルロンを販売する際には、どうしてカルシウムが必要なのか知らせることが、たくさんの人に利用してもらうポイントだと思う。この機会に是非皆さんも健康についてさらに学んでもらえたらと思う」と期待を寄せました。

履修者の中野欣彦さん(2年)は、「プレゼンテーションの準備段階では、緊張もせず内容も満足のいくものに仕上げられていた。しかし、社員の方を前にすると、思っていた以上に緊張した。パワーポイントの事前準備や話し方など、当日を想定してやっておくべきだったと痛感した。この実習では、やりたいと考えたことをすぐに取り組める環境をいただいているので、どんどん実践していきたい。5人で昨年の実習内容を超えるものをつくっていきたい」と秋学期に向けて意気込みを話しました。

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