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若年層をターゲットに商品をマネジメントしよう~健康産業ビジネス×白寿生科学研究所の取り組み②~

2021/06/29(火)

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※当実習は、原則新宿キャンパスで活動を行っていますが、協力企業の見学や講習など学外での実習も行っています。

6月7日(月)、株式会社白寿生科学研究所(以下、白寿)との連携による寄付講座『ビジネス演習(健康産業)』を履修する学生がハクジュプラザ東中野店を訪れ、お客様のニーズ調査や、実際の店舗運営を体験しました。

この実習は総合健康企業である白寿の協力を得て、マーケティングやマネジメント系の授業で習い覚えた知識やスキルを実際に使ってみるオン・キャンパス実習です。主力商品である家庭用電位治療器「ヘルストロン」を用いて、より多くのお客様を得るためにはどうしたら良いかを考えます。お客様のニーズを調査し、ヘルストロンの効能を自分たちで体験して確かめ、ニーズに合った宣伝内容・方法、さらにはヘルストロンの運用を模索します。今回は、ハクジュプラザ(同社が全国500か所に展開する健康ショップ)のお客様にヘルストロンから得られた効果や、通うきっかけについて尋ね、お客様のニーズについて理解を深めました。また、お客様の検温や、利用ごとに行うアルコール消毒、チラシ配りなど実際の接客を体験。店舗運営を肌で感じる機会となりました。

ハクジュプラザでは、店舗スタッフとお客様、またお客様同士のコミュニケーションが活発。学生はその輪に入り、お客様から話をききました。ある女性からは「血流が良くなったと最初に実感したのは、お酒を飲んだとき。いつもより少ない量で酔ってしまった」というエピソードが。学生は『飲酒』という身近なキーワードに、若者へのアプローチのヒントを得た様子でした。またお客様の多くは、効果を体験した別のお客様の口コミを聞いて店舗を訪れたということもわかり、効果的な宣伝方法についてもヒントを得たようです。

履修者の小松歩果さん(ビジネスマネジメント学群・4年)は、「ヘルストロンは高齢者の方向けだと思っていたが、さまざまなお話を聞いて、私たちの年代でも得たいと思う効果があると改めて感じた。実際の体験談を聞いて、私が利用してみたいと思ったように、ターゲットである大学生がより利用したいと思えるアプローチについて考えていきたい」と話しました。

今回訪れたハクジュプラザ東中野店では、本学の卒業生である中山柚凛さんが店舗アシスタントとして研修中です。中山さんは「日々お客様が実際によくなった姿を見て、もっと多くの方に健康の大切さを周知する必要性を感じる」と言います。また、「ハクジュプラザのもつ価値は、健康情報やヘルストロンの効果を得られることだけでなく、一人暮らしの方のコミュニケーションの場(1つのコミュニティ)としてもある」と言います。店舗は世間話などの情報共有の場ともなっており、ここに来るのが楽しいと言うお客様が多いとのこと。「体の健康だけでなく、心の健康も大切だと改めて感じた」と話しました。

履修学生たちは今回の体験を踏まえて、自分たちと同世代の若者に向けて、どのような宣伝方法が効果的かを考えていきます。お客様からのリアルな声を聞いて、自分の肌で感じたことを活かし、今後の企画の立案へ移ります。

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