杉本誠司スペシャルインタビュー

  • 学位:修士(経営学)
  • 博士前期課程
  • 新宿キャンパス
  • 募集人員 100人程度

経営学的創造力は夢を見るのか。

デジタルが繋ぐ、コミュニティの興奮と経済。
トライ&エラーしまくり、未知の世界を切り開く。

杉本誠司

桜美林大学大学院客員教授
株式会社LATEGRA取締役/株式会社ライブストリーミングジャパン代表取締役

大学卒業後、気象情報を企業に提供するウェザーニューズ社に入社。これがまず最初のステージ。気象データがクライアント企業に伝送されるビジネスに興味が湧いたと語ってくれました。「いわばデータ・マーケティングなんです。しかも当時まだインターネットはなかったんですが、現在のネットワーク・ビジネスと同じようなことをやっていて、そこにとても魅かれたんです。」
そして次のステージはオンラインゲーム。それまでのRPGなどとは違う体験が、興味をさらに刺激する。「今では普通のことですが、ネットを介して集まるキャラクターに、それぞれ人格がある。そして自分もそこにいる、という感覚が・・・」以来、自己の、そして社会の常識的な概念を心地よく裏切ってくれるデジタル・テクノロジーの世界にダイブすることで、超加速的な技術革新の大海原に身を委ねながら、自らも大きなウェーヴを起こし続けてきた杉本氏。
日本を代表する動画サービスサイト「ニコニコ動画」で実証した、ネット動画コンテンツを共有する「コミュニティ」が生み出す、熱狂の経済。そしてさらに、高画質など技術的な品質や、進化を加速するハードウエア自体の、その向こうにあるコンテンツの「価値」。次代のデジタル・エンターテイメント・ビジネスへのビジョンを伺いました。

「未来予知能力があるといいですよね。でも、1秒先のことは誰にもわからない。だから、実は何を宣言してもいいんですよ。エビデンスは必要ないけど、それが『明らかに自分の未来である』と言える思考や考察、それからデータがあればもっといいですよね。つまり創造力があれば未来を予言できる。」
とはいえ、なかなか当たらないのも事実。だからこそ創造し、アウトプットし続けることが重要だとも。
そのために、実際にいろいろな領域で活躍する講師陣と実践的なテーマで触れ合えるのは、貴重な機会になると杉本氏。
「少し「異国」的なグローバル感も漂う新宿キャンパスで、教える・学ぶというより、より実践的なディスカッションを通して「当たり前でない未来」を一緒に考えたいですね。」

杉本誠司
桜美林大学大学院客員教授
株式会社LATEGRA取締役/株式会社ライブストリーミングジャパン代表取締役

2016年一橋大学院社会学研究科修了。後期博士課程在学中。
インターネット動画サービス「ニコニコ動画」の運営会社であるニワンゴ代表取締役社長に2005年より2015年の10年間に渡り従事。2015年、親会社であるドワンゴへの合併時には登録会員5000万人有料課金会員250万人を数える、国内でも有数のWEBサービスへと成長させた。インターネットを通じたコミュニティ(ソーシャル・コミュニティ)や、ネットにおける著作権問題には造詣が深く、行政、民間の開催する委員会、勉強会などに数多く招聘。以後、インターネットにおける新たなイノベーションを探求すべく、次世代の主力インフラならびにコンテンツ事業として期待されるVRやAR、ライブストリーミング等に携わるため、株式会社LATEGRA、株式会社ライブストリーミングジャパンに参画。

夢見る、経営学的創造力。

ページの先頭へ