• HOME
  • ニュース
  • 2026年度
  • 芸術文化学群 北村明子教授が「第20回日本ダンスフォーラム賞」で大賞を受賞!

芸術文化学群 北村明子教授が「第20回日本ダンスフォーラム賞」で大賞を受賞!

2026/04/28(火)

  • 大学
  • 芸術文化学群
  • お知らせ
  • 文化・芸術
  • 教育・研究
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

芸術文化学群 演劇・ダンス専修の北村明子教授が、「第20回日本ダンスフォーラム賞」において大賞を受賞しました。
日本ダンスフォーラム賞は、コンテンポラリーダンス分野において、年間を通じて顕著な成果を上げた個人またはカンパニーに贈られる賞です。国内作家による公演作品や国際協力作品などを対象に、日本ダンスフォーラムメンバーの推薦をもとに、投票および討議を経て受賞者が決定されます。

授賞式は4月16日(木)、横浜赤レンガ倉庫にて開催されました。
本学教員の取り組みが高く評価された今回の受賞は、本学の教育・研究の成果を示すものです。今後の一層の活躍に注目が集まります。

■以下、北村先生コメント
この度、日本ダンスフォーラム大賞という栄誉を賜り、心より深く感謝申し上げます。
多様に深みを増す現代の身体表現とは、人間の生(せい)の様相をあらゆる角度から射抜く「レンズ」に他なりません。私は15年以上にわたり、アジア各地の生活文化に深く潜り込むフィールドリサーチと、そこから立ち上がるダンス創作を重ねてきました。異なる背景を持つ表現者たちとの共振は、私の創作の根幹を成すものです。
受賞対象となった『The Long Strong Happy Death』は、その長きにわたる越境的探求の結晶といえる作品です。
本作は、日本、インド、フィリピンのコラボレーターたちが抱く極めて個人的な体験を起点とし、互いの現実と社会的な歴史を往還する、果てしない対話から編み上げられました。各地の風土に根ざす身体には、社会制度や「法」の枠組みと拮抗しながら生きる、剥き出しの現実が刻印されています。同時にそこには、既存の制度をすり抜け、抗い、別の自由を希求する身体の逞しさが宿っています。
それら断片的な生の記録を丁寧に繋ぎ合わせることで、遠く離れた土地の記憶が、やがて"世界共通のざわめき"として共鳴し合う——。そんな瞬間を舞台の上に手繰り寄せたいと願いました。
今回の受賞を糧に、これからも文化や身体の境界に流れる「世界のざわめき」に耳を澄ませ、ダンスという表現を通じて、人間という存在の深淵を静かに見つめていきたいと考えております。

写真 ©Hiroyasu Daido

ページの先頭へ