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芸術文化学群 田淵ゼミ、産学連携プロジェクトに密着したドキュメンタリー作品を制作

2026/03/24(火)

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芸術文化学群・田淵俊彦ゼミ(映像制作・映像研究)の学生が、産学連携活動の一環として、亜細亜大学・横川潤ゼミと飲食店「ガブ飲み処鬼ぞりゴリラ」によるコラボメニュー開発プロジェクトに密着し、ドキュメンタリー作品を制作しました。撮影は2025年5月から夏にかけて行われ、秋以降は編集作業を進め、2026年1月の最終プレゼンテーションまでを映像として記録しました。

田淵ゼミでは複数の制作活動を通じて、ゼミ生がプロデューサー、ディレクター、カメラマン、編集担当などの役割を交代しながら映像制作に取り組んでいます。映像制作は多様な工程から成り立っており、それぞれの役割を実際に経験することで、自身の適性や関心のある分野を見極めていきます。こうした取り組みは、単に技術を身につけるだけでなく、作品全体を多角的に捉える視点の養成にもつながっており、学生一人ひとりの学びをより深める機会となっています。

ゼミ代表の望月実早希さん(ビジュアル・アーツ専修3年)は今回プロデューサーとして、亜細亜大学、企業との連携やスケジュール調整など全体の進行管理を担当。一方、三井快晟さん(同専修3年)はディレクターとして、撮影および編集を中心に担い、作品の完成度を高めました。

制作過程では、予定していた大学祭での出店シーンが中止となるなど、構成の見直しを迫られる場面もありましたが、柔軟に内容を再構築。加えて、飲食店内での撮影では店内に流れるBGMやお客さんの声など環境音の調整に苦戦するなど、現場ならではの課題にも直面しました。それでも、関係者との信頼関係を築くことで、学生の本音や現場のリアルな空気感を捉えた映像表現を実現しました。

作品制作においては、「編集を見据えた撮影」や「人物の表情を丁寧に捉えること」を重視。視聴者が登場人物の感情を自然に読み取れるよう工夫が凝らされています。また、異なる立場の関係者の意図を調整しながら進める経験を通じて、コミュニケーション力や先を見通す力の重要性を学びました。

望月さんは「初めて学外で他大学や企業と関わる中で、先を見越した行動の重要性を学びました。1回の取材で必要な映像や、ナレーション・補足説明に活用できるカット、適切なインタビュー内容などを事前に細かく準備することで、撮影の質と効率が大きく向上することを実感しました」と振り返ります。
また三井さんは「映像制作において最も重要なのはコミュニケーション能力だと学びました。取材先の方々やチームメンバーとの関係構築が、踏み込んだ撮影につながり、作品の深みにつながります。トラブルや想定外の出来事も多くありましたが、異なる立場の人と関わること自体に面白さがあり、それが映像表現の質を高める要素になると感じました」と語りました。

今回の取り組みを通じて、学生たちはグループで1つの作品を完成させる達成感を得るとともに、実社会に近い環境での映像制作の難しさとやりがいを実感しました。今後は、本経験を生かし、それぞれの進路や目標に向かってさらなる挑戦を続けていきます。

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