2025年度のビジネス演習(人流分析)における最終報告会が開催され、原宿竹下通りを対象とした人流分析の成果と、大阪・関西万博会場で実施した実証調査の報告が行われました。当日は、本演習のご支援・ご寄付をいただいている企業の皆さまを招き、学生たちが1年間の学びの集大成として分析結果を発表しました。
原宿竹下通りの人流分析では、AIによる属性予測機能を備えた定点カメラによる計測データに加え、原宿地域内に多数設置されたビーコンから取得した位置情報データを活用しました。月別・曜日別・時間帯別の来街者数の変化をはじめ、エリア内での来街者の回遊傾向についての分析を行いました。
学生たちは、単なる数値の変化や比較だけでなく、「なぜその曜日や時間帯に人が集中するのか」「イベントの有無が人流にどのような影響を与えているのか」といった視点から、データを根拠に考察を深めました。
9月には、ビジネス演習(人流分析)の受講生8人に加え、ビジネス演習(エンタメ)を履修する4人の学生、計12人が大阪・関西万博の実証調査を実施しました。現地では、来場者の行動観察を行うとともに、AIによる属性予測機能を備えた可搬式カメラによる笑顔データを取得し、大規模イベントにおける来場者の体験や感情を定量的に捉える試みを行いました。
最終報告会では、原宿での人流分析と万博での実証調査について、それぞれの成果が報告されました。企業の方からは分析内容のまとめ方やプレゼンテーションの進め方に対する具体的なアドバイスに加え、今後のデータ活用に向けた課題や要望が寄せられ、学生たちにとって実務の視点に触れる貴重な機会となりました。こうしたフィードバックは、学生たちの今後の学修や進路を考える上でも大きな刺激となっています。
本演習は、データ分析の技術習得だけでなく、社会と向き合い、自ら課題を発見し、根拠をもって説明・提案する力を養うことを目的としています。今後も、企業や地域と連携した実践的な学びを通じて、社会で活躍できる人材の育成を進めていきます。
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