
9月4日(木)、2025年度春学期学位授与式が、町田キャンパスの荊冠堂チャペルにて執り行われました。厳しい残暑が続く中、秋の心地よい風が吹く穏やかな日の挙式となりました。
今回の学位授与者は、学士課程143人、博士前期課程・修士課程15人、博士後期課程1人の合計160人。代表者に畑山浩昭学長より学位記が手渡され、式典終了後に各学群長および大学院長から全員に学位記が手渡されました。また、日本言語文化学院(留学生別科)の修了式も同時に行われ、8人に修了証書が授与されました。讃美歌唱や合唱でクワイヤーの歌声とパイプオルガンの音色が式に華を添え、多くの保護者や友人に見守れながら式が執り行われました。

畑山学長は式辞で、「今日本学を卒業する皆さん、そして今日まで支えてくださったご家族、ご友人のみなさんに心よりお祝い申し上げます。今日は3つのことを伝えたい。1つ目は「学びは続く」ということ。大学では「学び方を学んだ」ともいえる。大学時代に培った「自分で考え、学ぶ力」を武器に、仕事や社会の中で学び続けてほしい。2つ目は「人生における意識と意義」について。ぜひ皆さんには自分の人生に生きがいを感じて生きてほしい。自分の使命(ミッション)、理想(ビジョン)、価値観(バリュー)を意識することで、自分の人生に意味を持たせることができる。誰かや社会の役に立つことで生きがいを感じることができる。3つ目は「人との関わりを大切にしてほしい」ということ。人生のきっかけの多くは他者からもたらされる。感謝の心を持って、人とのつながりを大事にしてほしい。利他は必ず利己に戻ってくる。皆さんが豊かな人生を送ることができるよう心から願っています」と述べ、笑顔で卒業生を送り出しました。

国際学研究科国際人文社会科学専攻の博士後期課程を修了した本郷幸子さんは「本日は立派な式を執り行っていただき感謝している。桜美林大学で学んだ知識と得た経験を生かし、これからは社会に貢献できるよう努めてまいります」と意気込みを話しました。
※桜美林大学はセメスター制度を採用しており、年2回入学と卒業の機会があります。
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