
桜美林大学では「Mates」というオンラインでの少人数グループ交流を実施しています。
「Mates」は、オンライン上で海外にいる学生と桜美林生の3~4人で少人数グループを作り、約2カ月間、週に1回を目安に交流するプログラムです。参加時に日本語を含めた交流言語を選択できるため、気軽に参加できるプログラムです。
活動内容はグループごとに自由に決めることができ、雑談を楽しんだり、勉強会を開いたり、ゲームをしたりと、さまざまな形での交流が行われています。自分の好きな時間に好きな場所で交流できるのがこのプログラムの魅力です!
今回は、「Mates」に参加したビジネスマネジメント学群2年の横山ファテメさん、前島美咲さんと、アメリカのカリフォルニア州にある大学に通うEli Robinson(通称:Eli)さんにお話を伺いました。
3人は同じグループで、普段はオンラインで交流をしています。
なんと今回はEliさんが旅行で日本に滞在中ということで、新宿キャンパスまで遊びに来てくれました!(聞き手:新宿キャンパス事務室 藤谷)
藤谷:横山さん、前島さん、Eliさん、本日はお時間をいただきありがとうございます!
横山・前島・Eli:よろしくお願いします!
藤谷:Eliさんがちょうど日本に来たタイミングで皆さんにお話できて良かったです。それにしても、日本語がすごく上手!
それでは、早速質問です。皆さんはなぜMatesに参加しようと思ったのですか?
横山:私は英語を使う機会を増やしたい、そして海外の人と交流してみたいという思いからMatesに参加しました。また、海外の友達を作りたいと思っていて、このプログラムの募集を見て迷わず応募しました。
Eli:I wanted to meet some friends that I would be able to meet up with and hang out with once I got to Japan. I also really wanted to get better at Japanese, so this was the perfect chance. I was planning to go to Japan in the coming months, so I had to jump on the chance.
前島:私はもともとMatesのグループには入っておらず、ファテメが隣で海外の友達と交流しているのをみていました。ある日、ファテメがMatesのメンバーに私を紹介してくれて、それをきっかけに私も参加するようになりました。留学生との交流には前から興味があったので、留学生と自由に交流できるMatesは私にピッタリでした!

藤谷:Matesでは、実際にどのように交流していましたか?
横山・前島:交流は週に1回ほどで、最初はZoomを使っていましたが、次第にDiscordやInstagramなどでもつながり、気軽に電話をするようになりました。話題は日々の何気ないことが多く、例えばお互いの好きな食べ物や流行っていることを紹介し合ってました。他にも、英語を教えてもらったりまた、日本語を教えることもあり、言葉を交換し合う時間はとても新鮮でした!
Eli:We called on Instagram and Discord mainly and just talked about daily life and what we were planning to do in the coming months. We also talked about school and the similar troubles all college students go through.
We met about once every two weeks, and sometimes longer. During the summertime, we talked the most because I didn’t have school.
藤谷:楽しそうな交流ですね。そんな風に仲良くなったら、Eliさんは日本にも行ってみたくなりそうですね!
Eli:Yes, I really wanted to come to Japan because I’ve heard so many stories about the food and the way of life that seemed super appealing to me. I also really wanted to meet Fateme and Misaki. Not only that I’ve been wanting to go to Japan for a lot of my life.
藤谷:Eliさん、日本に来られて良かったですね!日本で初めて会ったときのことを教えてください。
横山:初めて直接会った瞬間は、画面越しよりもずっと近くに感じられて、言葉だけでなく表情や仕草からも気持ちが伝わることに感動しました。韓国料理を食べに行ったり、ディズニーシーや富士急ハイランドに行ったり、花火を見たりして、とても特別な時間を過ごしました。アトラクションの待ち時間には、英語と日本語が自然に混ざる会話が続き、国の違いを意識しなくなるほど打ち解けられたのが印象的です!
Eli:It was a surreal experience to meet my MATES in person because I was able to see all the places that they showed me through their camera and the small things in their lives that they shared with me. The third day in Japan we went to Shin Okubo and ate dinner all together. They were super funny and talkative, which also made it easier to talk to them even though there was a bit of a language barrier. Out of my friends that came to Japan with me I had the best Japanese, so I was able to understand them and help out my friends. This was really fun for me because this improved my understanding of the language.


藤谷:画面越しで交流していた友達と実際に会えた時は、やはり特別な喜びがあったと思います。日本での写真もどれも楽しそうです!この経験を通じて、どんな気づきや学びがありましたか?
横山:交流を通して得られたものは多くあります。他国の学校生活や文化、日本との違いを知ることができ、英語で会話する際の解釈の違いにも気づきました。例えば、同じ単語でも相手の国では異なるニュアンスで使われることがあり、辞書的な意味だけでは通じない場面もありました。こうした経験から、言葉の背景にある文化や価値観を理解することの大切さを学びました。
前島:海外の友達と実際に交流したことで、相手を理解しようとする姿勢が大切だと学びました。私の英語は完璧ではありませんでしたが、それでもEliは理解しようとしてくれました。話していくうちに、お互いの言いたいことがだんだん伝わり、英語を学ぶ楽しさを知ることができました。
Eli:Through this experience I was able to learn about the simple things like phrases that wouldn’t be able to get through a class or just talking over the phone. Stuff that only comes up in conversations around the city or when you are sharing a meal.
藤谷: Matesへの参加を迷っている人にメッセージをお願いします。
横山:英語を使いたい人や異文化交流に興味がある人には、ぜひ参加してほしいと思います!私自身、この経験を通じて英語への苦手意識が減り、もっと積極的に話題を広げられるようになりたいと感じました。
Eli:I think that anyone with the opportunity to join the program and meet some new friends they should take it up. Especially if you are going to visit Japan within the year or so. My perspective on the world and other cultures has been immensely broadened because of being able to go to Japan and converse with the friends I made through the MATES program.
前島:私たちはこのプログラムを通じて交流を続け、大切な友達になることができました。この素敵な体験を、ぜひ多くの人にしてもらいたいと思います!


【編集後記】
Matesプログラムは、単なる語学交流の枠を超えて、実際の出会いや異文化理解へとつながる貴重な機会となっています。桜美林大学では、海外留学制度が充実しているだけでなく、キャンパスにいながらにして異文化交流や語学力向上を促進する多様な取り組みを行っています。
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