
中国をはじめとする国際ビジネスを研究する雷海涛教授の講座で、7月25日(金)新宿キャンパスにて講習会「花西子(Florasis)の最新動向と日本展開」が開催されました。
本講習会は、中国発化粧品「花西子(Florasis)」の沿革とグローバル進出、さらに日本市場の展開を紹介し、教育現場への導入(マーケティング企画など)を模索する試みとして行うことを目的とするものです。
講習会では、花西子日本代表の何雨璇様より、花西子とその商品の概要、グローバル展開、さらに日本市場展開についてお話をいただきました。
花西子は2017年、中国の杭州で庭園デザイン専門家が創業した化粧品の会社で、芸術、自然および科学のバランスを取り入れたブランドを作りたいという考えで発足した経緯があります。中国伝統処方の知恵を基に、フラワーエッセンスとハーブエキスなど植物の力を最大限に引き出して、肌に優しく美しい化粧品を作り出しました。また、商品のパッケージ(デザインや色合い)は中国の伝統文化や少数民族の特色を活かして、東方の美を体現したイメージを打ち出しています。
質疑応答も活発に行われ、学生から「中国伝統文化のブランドイメージを世界にどう浸透するか?」「日本市場のメインターゲット層は?」などの質問があげられ、化粧品という「古い商品」を新しいイメージやスタイルでマーケティングを企画していくことで、有意義な交流イベントになりました。
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