LA河本助教 大阪公立大学数学研究会特別賞受賞

2024/04/12(金)

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2024年3月26日(火)、大阪公立大学数学研究所において大阪公立大学数学研究会論文賞・特別賞授賞式が行われ、本学リベラルアーツ学群の河本祥一助教が特別賞を受賞し、受賞講演を行いました。

大阪公立大学数学研究会特別賞(OCAMI Association Special Prize)は、大阪公立大学数学研究所の研究所員の経験があり、かつ数学に関する優秀な研究成果を挙げている研究者に対して贈られる賞です。2007年に創設されたこの賞は、今回で17回目を数えます。
河本助教は「量子重力と行列模型:非可換幾何学を通じた新しい理解 (Quantum Gravity and Matrix Models: Insights from Noncommutative Geometry)」という題目でこの賞を受賞しました。この研究では、理論物理学において、重力理論や物理学の基礎理論にどのように非可換幾何学が関連しているかを探求しました。

受賞講演では、量子重力研究の重要性と数学がどのようにして研究を支えるかについて詳細に説明されました。また、講演後には数学者たちとの活発な討論が行われ、さらなる知見が共有されました。

河本助教のコメント
「この度は大阪公立大学数学研究会特別賞を頂戴し、非常に光栄に思います。純粋数学とは違う理論物理学の研究に対する受賞でしたが、数学と物理学の間の交流から生まれる新たな数学的発展に対する期待を感じています。研究を支えてくれた共同研究者をはじめ、支援してくださった全ての方々に心から感謝します。今後も興味深い研究を続けていけるよう、努力して参ります」。

大阪公立大学数学研究会特別賞を受賞した河本祥一助教

受賞講演

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