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本学提携校である東フィンランド大学のヨナ・ユポネン准教授らが来訪

2024/02/08(木)

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2023年11月に、桜美林大学との提携校である東フィンランド大学の3人の研究者(ヨナ・コポネン准教授、ロッタ・サリン研究員、サラ・ユルクネン教授)が、デジタル時代のビジネスのコミュニケーションの共同研究(桜美林側はリベラルアーツ学群の堀潔教授と浅井亜紀子教授)のために来日しました。

フィンランドは、オランダ、スウェーデン、アイスランド、ノルウェーに続き5番目にリモートワークが進んでいる国で、約4割の労働者が定期的に自宅からリモートで仕事をします。

11月7日の報告会で、フィンランドのトップマネジャーは、デジタルと対面を仕事の目的によって使い分けているとの報告がありました。メンバーとの人間関係づくりはやはり対面がよく、ネゴシエーションやリクルート、アイディアを出す仕事は対面とビデオ・音声(ZOOMなど)の両方、日常のルーティンワークはテキスト(メールなど)で行うことが多いようです。

11月10日には、コミュニケーション学プログラム「現代コミュニケーション」(担当:浅井教授)で公開授業が行われました。履修者以外にも、コミュニケーション学に関心ある学生、大学教員やスタッフなど約20人が参加しました。

当日参加した学生たちは、フィンランド女性の社会進出とそれを支える育児制度など社会福祉制度の整備について強い興味をもったようです。

「国民の選択を支援している印象を受けた。例えば出産では『産めよ増やせよ』と国が圧力をかけていることなく、あくまで出産という選択をした人が生きづらさを抱えないような支援をしている」。また「オンラインで仕事ができるWiFi環境整備など時代や環境の変化にも柔軟に対応している」。同時にその背景には「広い土地に対しての人口が少ないことも挙げられるのではないか」と気づきもありました。

東フィンランド大学とは、2014年度に文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択されたことをきっかけに学生の交換留学や教職員の相互訪問、研究交流などが継続的に行われています。

昨年度と今年度には科学技術振興機構「さくらサイエンスプログラム」の助成を受けて同大学の教職員が本学を訪問、本学や他の提携校の学生たちとともに1週間のスタディツアーで交流を深めています(さくらサイエンスプログラムでの交流内容の詳細については、下記リンクよりご覧ください)。今後のさらなる交流の発展が期待されます。

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