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新宿キャンパスで「プロフェッショナル大学生応援塾」開催、約120人が参加

2024/02/07(水)

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12月20日(水)、新宿キャンパスのセンテナリオホールにて「プロフェッショナル 仕事の流儀 大学生応援塾」と題された特別講義が開催されました。NHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、多様な分野で活躍するプロフェショナルに密着し、各々が追い求める流儀や本質に迫るドキュメンタリーです。

本講義は、番組制作の中で一流の仕事人に密着してきたディレクターが大学で仕事や進路選択に役立つお話をしていただくという企画です。今回は、3人のディレクターにお越しいただき、ビジネスマネジメント学群の学生や教員約120人が受講しました。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」のディレクター3人

第1部では、ディレクターの仕事や番組について、過去の放送回の映像を交えながら掘り下げられました。番組での印象深いエピソードや、ディレクターとして撮影に対する心情的な葛藤についても共有しました。

また、影響を受けたプロフェッショナルや流儀を紹介し、それぞれの経験や仕事において糧になり、成長や学びに繋がっていることが示唆されました。制作を通じて得た気づきについての3人それぞれの視点からの言葉は、学生にとっても有益なものでした。

会場の様子

第2部では、登壇した3人が学生からの悩みや不安について、事前に寄せられたアンケートやその場での質問に回答する形で進められました。

聴講していた学生から、「紆余曲折あって心が動くことがないが、このまま生きていていいのか。それとも自分自身を変えるべきか」という質問がありました。ディレクターの新保さんは、プロフェッショナルの方々を大別すると、生まれたときからまっすぐ一つの職業を究め続けてきた人と、人生の中で究めるべき職業を見つけた人の2種類がいる。後者のプロフェッショナルは、若いころはまったく道が見えておらずずっと迷い続けてきたという人がほとんど。ディレクターの3人とも、今の仕事が天職かはわからない。いつか人を幸せにできる番組が作れた時に、NHKに入っていてよかったと思うはず。だからそのまま不安があるまま生きて行っていいと思う」と、ディレクターとしての経験を元にしたアドバイスをされました。

他にも、大きく背中を押される言葉を多くいただきました。最後に、「密着して学んだことが、皆さんの役に立ったら嬉しい。今後も番組を見ていただければ嬉しいし、何か困った時に我々の顔を思い出してほしい」と話されました。

講義終了後には、直接ディレクターの方に、質問に行く学生も多く見られました。一流の方に密着されてきた、第一線で仕事をするディレクターの方のお話は、学生にとっても学ぶべき点が多々ありました。

記事:M.A(ビジネスマネジメント学群 2年)
 

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