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お店のファンになってもらう施策を考える~広告制作ビジネス×株式会社ビルボの取り組み~

2023/08/01(火)

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7月19日(水)に、株式会社ビルボ(以下、ビルボ)との連携による寄付講座『ビジネス演習(広告制作)』の初回プレゼンテーションが行われました。履修する学生たちは4グループに分かれ、新宿キャンパスに来校したビルボの社員5人と、実際のクライアントである企業の社員1人の前でプレゼンテーションを行いました。
この演習では、履修者が販促マーケティングプラン・デザインを行うビルボの仮想社員となり、クライアント企業に提案する企画を練り、具体的な広告物を制作します。ビルボのクライアントである総合小売業チェーン店の協力を得ながら、ファンマーケティングの視点で、店舗の顧客をファンと位置づけ、密接にコミュニケーションをとることで中長期的な売上の向上を図り、同時にブランディングや企業文化を確立する施策を考えます。

今回の初回プレゼンテーションでは、現在企業が取り組んでいる活動を分析し、競合他社と比較したり、アンケート調査を実施したり、様々なデータを分析した上で考えた新たな施策を提案しました。
1グループ目は、若者に人気のある具材を贅沢に上にのせる「ご褒美おにぎり」を提案。自動販売機で販売することで話題性を生み、Z世代の店舗の認知度を上げる施策です。2グループ目は、学生向けの「パーティー支援」を提案。他企業と比べると高価格な商品を取り扱うクライアント企業を、若者が利用するために考えられた“贅沢”をキーワードとするアイディア。3グループ目は、親元を離れて暮らす学生をターゲットとした「モバイルオーダー」の導入。4グループ目は、キャラクター「ストアにゃん」の発案と、オンラインでの「取り置きシステム」の導入を提案。ターゲットはいずれのグループもZ世代とするもので、多種多様なアイディアが発表されました。

来校されたクライアント企業の社員さんからは「詳しく弊社を調べて下さっていて、もっと内容を詰めたら実現しそうなものがたくさんあった。学生ならではの視点で提案が面白かったので、そのアイディアをよりビジネスの視点で考えて欲しい。弊社のもっている資源やノウハウを活用し、費用対効果が得られるような根拠をもって「だから売れるんだ」と提案いただけることを楽しみにしています」と温かい言葉をいただきました。
ビルボの社員さんからは、「お客様に実際にお店に来てもらうことがゴールだと思うが、今回の提案が、お店を知ってもらうきっかけづくりの提案であることが分かるように、筋道を立てて説明することが大事。最終プレゼンに向けてストーリーを整理してほしい」とのアドバイスもいただきました。

秋学期は、さらに調査・分析を深め、最終的にビルボのデザイナーさんと協力して、考えた企画を広告物の形で表現します。

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