3年ぶり!通訳・翻訳コースの大学院生の受け入れを再開

2023/04/07(金)

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本学では2018年から北京外国語大学等中国の名門大学と提携し、通訳翻訳課程における優秀な大学院生の日本留学をサポートするようになりました。通訳翻訳課程は中国では一般にMTI(Master of Translation and Interpreting)コースと呼び、同時通訳者・翻訳者を養成する大学院の修士課程です。本学は日本で唯一MTIコースから院生を受け入れる試みを行っています。2018年から毎年春学期に本学に在籍し、グローバル・コミュニケーション学群の日中通訳技法(同時通訳、逐次通訳)や日中翻訳技法を中心に、日本の歴史、社会、文化をテーマとする交換留学生向けに開放されている科目を学びます。
2020年からのコロナ禍によりしばらく受け入れを中止してきましたが、2023年春学期に無事再開することができました。

今年度は北京外国語大学、北京第二外国語学院、対外経済貿易大学から8人の参加者が来日。3月31日(金)に町田キャンパスで開かれたオリエンテーションに参加しました。
担当教員の雷桂林准教授は、「皆さんを受け入れることができて本当に嬉しい。MTIプログラムの院生たちはレベルが高く、日本人学生たちにの良い見本になっていると評価を受けている。日本での生活を楽しみながら多くのことを学び、良いお手本になってほしい」と話しました。池田智子グローバル・コミュニケーション学群長は「ようこそいらっしゃいました。この制度は、とても意義深いものだと思っている。学びの場面では、日本人学生と相互に良い刺激となることを期待している。生活の中からも多くのことを吸収してほしい」と期待を寄せました。

参加者が自己紹介で語ったこれまでの日本語学習や経験からは、8人それぞれの個性が見えましたが、今回の留学に対する熱い思いは一様でした。参加者の宇淼(ウ ビョウ)さんは「自分の日本語を日本人のように話せるレベルまで磨くことが目標。日本の美しい環境がとても好きで、日本で働くことも検討している。日本の文化を知り、さまざまなことを経験し、日本で働くためにはどのようなことが必要か、求められているかまで学びたい」と笑顔で意気込みを話しました。

キャンパスライフが正常に戻りつつあり、今後のさらなる大学間連携の強化に注目です。

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