多摩キャンパス新棟「提撕館・自々寮」完成、3/21竣工式開催

2023/03/23(木)

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3月21日(火)、多摩アカデミーヒルズ(多摩キャンパス)で、新しい教室棟と学生寮の定礎式と竣工式が執り行われ、大学関係者や施工・設計関係者など約50人が参列しました。

多摩アカデミーヒルズは、日本で唯一の航空学を専門に学ぶ航空・マネジメント学群の学びの拠点となるキャンパスで、新しい教室棟「提撕館(ていせいかん)」*1では、管制、航空機管理、空港、運行のスペシャリストを目指す学生がともに学び合います。学生寮「自々寮(じじりょう)」*2は、フライト・オペレーション(パイロット養成)コースの学生専用の寮で、共同生活を通して、エアラインパイロットに必要なエアマンシップを養成する場です。

竣工式は、嶋田律之大学チャプレンの司式、植木紀夫大学オルガニストの奏楽により、キリスト教礼拝に則って行われました。

小池一夫理事長は建設に携わった方々へ感謝の意を表し、「空の安全を守り、世界の空港を結ぶ、グローバルな視点とリーダーシップを持ち、優れたコミュニケーション力を発揮できる専門的職業人として、世界に羽ばたく学生たちを育成するために整備しました。学園のモットーである学而事人の精神を大切にしながら、教養豊かな見識の高い職業人に学生たちを成長させていくのが私たちとこの建物の責務であり、このような学びの場が完成したことは大変嬉しく思います」と式辞を述べました。

続いて阿部裕之多摩市長は祝辞で「市制施行50周年を2021年に迎えた多摩市は、昨年多摩中央公園にあるリニューアルしたばかりのパルテノン多摩で記念式典を行いました。そして多摩中央公園には7月1日に多摩中央図書館をオープンします。まさにその一角に、この提撕館・自々寮という素晴らしい学舎ができたことは本当に嬉しく思っています。学生の皆さんが 先生方の指導のもと、この素晴らしい提撕館・自々寮で存分に学んでいただき、この多摩キャンパスからも多くの有為の人材が羽ばたくことを期待しています。」と述べ、さらなる本学と良好な関係の発展に大きな期待を寄せました。

1* 提撕館
本学の創立者が尊敬する中江藤樹が後進を教え導く際に気をつけるべきこととして説いた「提撕警覚(ていせいけいかく)」に由来。 何度くじけても教員・学生がお互いを叱咤激励しながら、諦めずに挑戦を続けてほしいという願いを込めました。

2*自々寮
パイロットを目指す学生の寮として、「自由自治」から二文字をとって命名。かつてあった寮の名前でもあり「自らの意思によって自らを統治する」という意味です。プロフェッショナルなパイロットとして強い責任感、高潔な精神を涵養してほしいという思いを込めています。

定礎式

竣工式に先立って定礎式が行われ、聖書を始めとした学園に縁ある品々を収納した定礎箱が設置されました。

キリスト教礼拝に則った定礎式

定礎箱収納を行う畑山浩昭学長

小池一夫理事長による礎石据付確認

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