笑顔が見える式典~2022年度桜美林大学学位授与式~

2023/03/22(水)

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マスクがなく表情が見える客席

3月20日(月)、2022年度桜美林大学学位授与式および日本言語文化学院修了式が東京国際フォーラムで行われました。今年度は新型コロナウイルス感染防止策を講じつつ、全ての学群が揃った1部制で執り行われました。マスクの着用も任意とし、久しぶりに笑顔の表情を見ることができる温かい時間となりました。

今回の学位授与者は、学士課程2,070人、修士・博士前期課程65人、博士後期課程4人の合計2,139人。同時に行われた日本言語文化学院(留学生別科)の修了式では、16人に修了証書が授与されました。式中各学群の代表者1人が壇上に上がり、畑山浩昭学長から学位記を受け取りました。学位記は式典終了後、アドバイザー教員から一人ひとりに手渡されました。
式はキリスト教形式で進行。今年度から吹奏楽部の演奏が加わり、クワイヤーの歌声やオルガンの音とともに式に華を添えました。

式辞を述べる畑山浩昭学長

畑山浩昭学長は式辞の中で、数年間に及ぶコロナ禍での大学生活について触れ、「皆さんは制限をかなり強いられた大変なときに大学生活を送ってきた。しかし皆さんはめげなかった。大きな制約がある状況にあっても、それぞれの創意工夫によって、前向きな気持ちを意識して、学生生活を充実させてきた。どんな状況に陥っても『与えられた環境の中でベストを尽くす』という姿勢を、私は皆さんから学んだと、本当に実感しています」と学生の取り組む姿勢を称しました。「桜美林大学で、知識も技能も経験値も、知恵も、精神も修めた皆さん。在学中に様々な場面で耳にした『学而事人』『艱難を経て栄光に至る』『詮方作れども望みを失わず』などの精神は、皆さんにも宿っている。自分の力を信じ、自分の道を信じて頑張って欲しい」と激励しました。

スポーツ功労賞を受賞した弓道部

学業やスポーツの分野で秀でた学生には功労者表彰が行われました。今年度は、文化功労賞、スポーツ功労賞、学業優秀賞の授与が行われました。文化功労賞を受賞したのは、公益財団法人ACジャパンが主催する「第17回ACジャパン広告学生賞」の新聞広告部門でグランプリを受賞した飛田奏さん。スポーツ功労賞を受賞したのは、数々の大会で優勝を収め、歴代で初となる男女そろっての王座決定戦への出場を決めた弓道部。代表者が壇上に上がり、賞状とトロフィーを受け取りました。

【学業優秀賞表彰者】
リベラルアーツ学群:増澤麻友さん
芸術文化学群:長友実李さん
ビジネスマネジメント学群:大久保沙理さん
健康福祉学群:小川萌華さん
グローバル・コミュニケーション学群:林南海羽さん

左から堀潔副学長、ラムー ダモダラン氏、畑山浩昭学長

また今年度は、国際連合アカデミック・インパクト初代事務局を務められた、Ramu Damodaran(ラムー ダモダラン)氏に、桜美林大学名誉国際関係学博士号を授与することとなりました。ラムー ダモダラン氏は「『共生』という言葉は、私の国際関係学分野の最初の恩師の一人である、佐藤東洋士前学園長から学んだ言葉です。佐藤先生は仕事のみならず、それ以外の人生という大きなキャンバスでも『一体感』という考え方を大切にされていました。この教育観は、桜美林大学のモットーである『学而事人』という言葉に要約されています。アカデミック・インパクトを立ち上げた後すぐに、世界的な拠点として、桜美林大学を思い浮かべました。今や日本の多くの大学も桜美林大学にならってアカデミック・インパクトに参加するようになりました。今後も世界の高等教育の発展と平和教育の促進に貢献して参ります」と話しました。

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