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ビジュアル・アーツ専修 学生がVR接客員のキャラクターデザインとキャラクターボイスを担当

2023/02/20(月)

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VR接客員「日向(ひなた)みちる」

1月25日(水)から1月27日(金)に東京ビックサイトで行われた「オートモーティブワールド」にて、ビジュアル・アーツ専修の2人の学生がそれぞれキャラクターデザイン、キャラクターボイスを担当したVR接客員「日向(ひなた)みちる」がデビューしました。

VR接客員とは、人型のスクリーンへCGキャラクターを投影し、イベントなどで人の代わりに声掛けや説明を行う最新のシステムで、イベントでの接客コンサルティングや司会業を行う㈱シャベリーズのサービスです。今回の企画は、向坂文宏研究室の呼びかけにより集まった学生たちと、㈱シャベリーズとの産学連携活動として実施されました。

ビジュアル・アーツ専修の学生には、将来、ゲームやアニメのキャラクターデザイナーを目指している学生も多くいます。そんな学生たちの技術を実際のビジネスの現場で生かせないかと考え、向坂准教授の指導の下、㈱シャベリーズの協力を経て実現しました。参加した学生たちにとっては、クライアントとの打ち合わせなどの実務を経て実現化していくプロセスを体験する貴重な機会ともなりました。㈱シャベリーズの代表取締役であり、接客講師でもある丸山久美子社長からの直接の指導を受けながら、キャラクターデザイン提案、デザインのブラッシュアップ、アニメーション作成、キャラクターボイスの収録、編集、納品と、多くのプロセスを経験し、完成しました。

東京ビックサイトで開催された「産業交流展2022」の様子

今回の「日向みちる」は、2022年の春から企画がスタートし、2022年10月にキャラクターデザインが完成しました。まずは、東京ビックサイトで開催された「産業交流展2022」にて、㈱シャベリーズのブースにて発表をされました。その後、実際のクライアントに採用をされ、2023年1月の「オートモーティブワールド」でのデビューへと結びつきました。春学期から秋学期にかけての長期間のプロジェクトでしたが、学生たちもキャラクターが完成していく過程の中で、デザインとビジネスの結びつきを実感することができました。

学生とのコラボレーションについて、丸山久美子社長は「学生さんの実績になる場をつくりたい!と始めた企画でしたが、逆に私が学ばせていただく事が多い貴重な時間となりました。デザインもボイスもクオリティは想像以上に高く、このままプロとしてお仕事ができるレベルで採用先でも大好評でした!また、打合せでお話しする際に、相手を思いやる気持ちやコミュニケーションへの配慮を感じる事が多く印象的でした。実力のみならず、人間性も兼ね備えた学生さん、そして向坂先生とご一緒でき本当に感謝しています。」とお話いただきました。

参加した学生も「デザイン等の技術面だけでなく、人と連携することに関しても成長を実感しています。また、丸山社長や向坂先生から度々いただいたお褒めの言葉が自信に繋がりました。今後この経験を最大限に活かせるよう、精進していきたいと思います。(キャラクターデザイン担当)」、「私は話す癖として早口になってしまうことが多く、丸山社長にゆっくり話すようにご指導いただきました。展示会では、早口だと聞き流されてしまうことが多く、立ち止まってもらうための工夫が必要でした。実際に展示場所に伺ったところ、周りは雑音だらけでしたが私の声がかなり遠くまで響いていたことに感動しました。(キャラクターボイス担当)」と今回のプロジェクトを振り返りました。

今回、このプロジェクトを担当した向坂准教授は「今回、参加した学生たちは、卒業後は自分の興味のある業界へ進むことができました。今回の経験を活かし、さらに活躍をして欲しいです」と今後の学生達の活躍への期待感を話しました。

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