OPALの演劇・ダンス公演が対面で開催!

2022/10/03(月)

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桜美林芸術文化ホール内のストーンズホールにて、8月24日(水)から29日(月)まで、「群読音楽劇 銀河鉄道の夜2022」が上演されました。この公演は2007年から毎年行われてきたものでしたが、20年度、21年度は残念ながらコロナで中止となり、来場型での公演は3年ぶりとなりました。ホールも淵野辺駅前にあるPFC内のプルヌスホールから東京ひなたやまキャンパスにある桜美林芸術文化ホール内のストーンズホールに移り、ストーンズホールにとっては初めてお客様を迎えて幕開けを飾る演劇公演となりました。
「群読音楽劇 銀河鉄道の夜」の大きな特徴は2つ。学生と市民とプロのアーティストが共に創り上げることと、群読、演劇、ダンス、音楽が一体になったユニークなスタイルです。今年はコロナ対策のため出演者の人数を減らし、お二人の市民参加者には「歌姫」として3曲の劇中歌を歌っていただきました。プロのアーティストはマリンバおよびパーカション演奏の浜まゆみさんとダンサーの神田初音ファレルさん。神田さんは卒業生で、昨年の東京オリンピック開会式や紅白歌合戦のオープニングムービーに出演するなど注目を浴びています。

脚本・演出を担当した能祖將夫教授(芸術文化学群長)は、「今年のテーマは祈りでした。学園の創立者、清水安三先生の言葉に『祈れば必ず』というものがありますが、私たちも演劇の魂、劇場の魂に祈りながら、なんとか千秋楽まで走りきることが出来た思いです。この祈りは宮沢賢治の、本当を求めてどこまでもどこまでも一緒に進んで行こう、という祈りにも通じると思っています」と語りました。また、ジョバンニ役の谷平絵梨さんは、「今までの沢山のジョバンニたちと一緒に新しい劇場に立って、銀河の命を輝かせることが出来たような気がしてすごく嬉しいです」と語りました。

コロナ対策として客席数を減らしての公演でしたが、全6回のステージはすべて満席、600人を超えるお客様にご覧戴きました。ホール周辺の木曽山崎団地にお住まいの方々もたくさんいらっしゃり、公演後のアンケートには、「自分の母校が桜美林に生まれ変わり、今回のような素晴らしい芸術に出会え、母校がなくなった寂しさと同時に、未来への可能性をたくさん秘めた新しい扉が開かれたようなうれしい気持ちにもなりました」「毎年の風物詩のような公演とのこと。今年の1〜2年生が来年はもっと難しい役に挑戦するのかな?来年の夏も楽しみにしています!」など、嬉しい声が寄せられました。
また、同日に行われたオープンキャンパスに参加した方からは「宮沢賢治のあの独特の世界観に引き込まれ、皆さんの大半が学生であることを忘れるほどでした。娘は受験に向けてなお一層気合いを入れ直したようです。来年も観に来られたら嬉しいです!」「来年度桜美林大学に入学しようとしている高校生です。桜美林学生で上演する劇があると聞いたので一度は見に来たいと思い観させていただきましたが、想像より遙かに演劇のクオリティが高く、よりここで演劇を作りたいと思いました」という声が寄せられました。

他のOPALも公開に向けて稽古を重ねています。
是非お時間ございますときに、足を運んでいただけますと幸いです。

今後のOPALのスケジュールは以下の通りです。 最新情報は各Twitterをご確認ください。

絹川OPAL(即興演劇) 

タイトルToi Toi Toi~過去と未来の間にうまれた誰もみたことのない演劇~
公演日2022年10月25日 (火)~ 10月29日(土)
会場東京ひなたやまキャンパス スタジオⅢ (HD103)
Twitter きぬがわOPAL2022 
詳細はこちら きぬがわOPAL2022 

ダンスOPAL 

タイトル慕レ路 bolero
公演日2022年11月14日 (月)~ 11月20日(日)
会場桜美林芸術文化ホール ストーンズホール
Twitter ダンスOPAL2022 
詳細はこちら ダンス OPAL2022 

鐘下OPAL(現代演劇) 

タイトル女殺油地獄
公演日2022年12月11日 (日)~ 12月18日(日)
会場東京ひなたやまキャンパス スタジオⅢ (HD103)
Twitter 鐘下OPAL2022 
詳細はこちら 鐘下OPAL2022 

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