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卒業生教員研究交流会を開催 〜「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて〜

2022/08/02(火)

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講師を務めた小林昭文氏
堀潔副学長の開会挨拶

桜美林大学資格・教職センターでは、本学の卒業生教員が互いに現場の課題を共有して検討・研究する場として「桜美林大学卒業生教員研究交流会」を2014年度から実施しています。卒業生教員だけでなく、教員を志す在学生との交流・研究の場を設けることで、教員としてのさらなる向上、在学生にとっては教職への理解を深める機会となることを期待しています。コロナ禍のため2020年は中止、2021年はオンラインでの開催となりましたが、今年は久しぶりの対面を含む初めてのハイブリッド形式での開催となり、23人の卒業生教員と在学生(対面12人、オンライン11人)そして本学教員5人が参加しました。

第9回となる今回は、株式会社AL&AL研究所代表(元埼玉県公立高校教諭・元産業能率大学経営学部教授)の小林昭文氏を講師に迎え、「主体的・対話的で深い学び」をテーマに議論しました。

講師を務めた小林昭文氏

今回は、事前に「教師としての働き方・学び方を考えること」をテーマとした教材動画を見て、スプレッドシートに疑問点を記入。グループディスカッションでその疑問を掘り下げ、最後に小林講師に疑問を伺うというというもの。

参加者は、初めてのスタイルでの作業に戸惑う場面もありましたが、課題意識をもって取り組み、また、小林講師からは豊富な経験に基づく示唆に富んだアドバイスがありました。最後の振り返りでは、生徒の自発性を促したり情報共有をしっかりすることで教員の無駄を省くことの大切さや、クラスづくりの重要性といった「主体的・対話的で深い学び」の実現につながる気づきが発表され、有意義な学びの場となりました。

■卒業生のコメント
「すごく良かった!自分の中でモヤモヤしていたものが解消されました!!」
「即明日から実践できる取り組みを学ぶことができ、非常に良い機会になりました」
「非常に勉強となる、有意義な時間となりました。本当にありがとうございました。
途中のお話の中で、『あいまいな発言をこちらが理解してしまう』ということについては、あらためてこちらが気をつけなければならないところだと再確認することができました」

■在学生のコメント
「教育実習を控える中、現役の先生方や、先輩方から貴重なお話を伺うことができて良かったです。今回得たことをヒントに、これからの学びに活かしていきたいです」
「大学の授業では、伺うことのできない現場ならではの、貴重なお話ありがとうございました。教員が今行っている教育や仕事の方法が当たり前であると思考を懲り固めることなく、様々な新たな案や考えに触れることができた。また、指示を具体的に出すことやグループワークとペアワークの長所・短所など汎用的な知識も得ることができて、非常に有意義な時間となった。知識だけでなく、発想により良い教育ができることを実感した」

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