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〜学生らしさを活かして企業の課題解決へ挑戦〜 「海外ビジネス研修(エアライン)」×日本航空株式会社シンガポール支店・株式会社ZIPAIR Tokyo・株式会社Bé-A Japan

2022/08/05(金)

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6月14日(火)新宿キャンパスで行われた、ビジネスマネジメント学群岡島眞理教授の『海外ビジネス研修 (エアライン)』のゲスト講師として、株式会社ZIPAIR Tokyo(以下、ZIPAIR)様と、株式会社Be-A Japan(以下、Bé-A)様にお越しいただきました。本研修にゲスト講師にご参加いただくのは、5月の日本航空株式会社シンガポール支店(以下、シンガポール支店)様に続き、2度目となります。

本研修は、PBL(Problem-based Learning)と呼ばれる課題解決型の学習方法に則って行い、企業が提示する課題について、学生がグループワークを通じた考察を重ね、課題解決に向けた企画や施策を提示し、企業からフィードバックを受けましました。

シンガポール支店様からは「シンガポール人に日本航空を選んでもらうための施策」、ZIPAIR様とBé-A様からは「ZIPAIRとBé-Aができる女性活躍推進に向けた取り組み」の課題をご提示いただき、学生たちは解決に向けたプレゼンテーションを行いました。

5月の研修では、学生たちは4〜5人のグループに分かれ、プレゼンテーションを作成。シンガポール支店様には、オンラインでご参加いただき、受講者とのやりとりは英語で行われました。

課題解決にあたって最も求められていたものは、「学生らしさ」。発表では、プロジェクションマッピングを利用した人気アニメとのコラボ、既存のJALアプリにおみくじ機能を搭載し景品をつけるなど、学生らしいユニークなアイデアを提案し、どのグループも高い評価をいただきました。講評では、スライドの構成や実現可能かどうかといった、企業ならではの観点からフィードバックをいただき、各グループの改善点を知ることができました。

今回の研修では、ZIPAIR様とBé-A様に直接お越しいただき、課題を提示していただきました。1回目のディスカッションでは、ZIPAIRとBé-Aの社員の方々にも加わっていただき、アドバイスをいただきながら、学生目線から考えられる解決策について、自由に意見を交わし、プレゼンテーションを作成しました。

各グループの発表について、ZIPAIR様とBé-A様それぞれの評価ポイントで重なっていたものは、「独創性」。他の航空会社でやっていないこと、学生目線での新しい取り組みといった点が評価されました。さらに、「炎上せずに拡散できるか」といったSNSが発展した現代ならではの観点もあり、学生たちは実社会で適用できる思考方法や実践力を学ぶことができました。

最優秀賞に選ばれたグループには、ZIPAIR様からは、実際に客室乗務員の方が使用しているスニーカーを、Bé-A様からは、超吸収型サニタリーショーツをいただきました。また、参加した全員には、ZIPAIR様オリジナルのステンレスストローをいただきました。

研修に参加した学生は、「一人ひとりの小さな考えが形となって実現され、企業や社会の課題解決に繋がっていくという可能性を体験し、その上で制約に囚われない自由な発想を持つことが大切だと学んだ」とし、「独自性を養うためにも、日頃から色んな問題について考えたい」と、今後に向けた意欲を語りました。学生たちにとって、大学での学びと社会のつながりを学ぶ貴重な時間となりました。

記事:ビジネスマネジメント学群3年 富岡 眞子


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