6月20日(月)、新宿キャンパスで、プロサッカークラブのクリアソン新宿によるボディケアプログラムが行われ、10人のシニアが参加しました。
参加者は、クリアソン新宿の現役選手3人による指導のもと、ダンロップスポーツクラブのトレーナーが監修したストレッチ・筋力を強化する運動を行いました。そして、体をほぐした後は、3つのチームに別れ、ボールの蹴り方のレクチャーを受け、ピンを倒すサッカーボウリングをチーム対抗で楽しみました。
このボディケアプログラムは、本学大学院の授業「イベント&プロジェクトマネジメント」(高橋輝行講師)で企画されたものです。
超高齢社会を迎えた日本において、高齢化の問題は新宿区においても例外ではありません。
このボディケアプログラムは、そのような中、本学とクリアソン新宿が連携し、早稲田大学松原由美研究室の協力を得て、いつまでも動ける体づくりを目指して、楽しみながら足腰を中心とした筋力を鍛えるものとして開発されました。サッカー選手と一緒にストレッチと筋力アップのトレーニングを行い、ゲーム性を取り入れたサッカーボウリングを通じて楽しみながら下半身を動かすプログラムになっています。クリアソン新宿の強みを活かし、サッカーをベースにしたシニアの新しい遊びと出会い、健康づくりのかたちを提案するものです。
このプログラムの発案者・羽田野玲可さん(経営学学位プログラム2年)は「単身高齢者が多い新宿区の課題解決だけでなく、高齢者福祉への貢献に積極的なクリアソン新宿にプラスになるようなものにしたいという考えから、選手たちが普段やっている準備運動をシニアに教えながら一緒に行う、『元気になるエクササイズ企画』を提案しました」とコンセプトを説明。
「企画が採用されると、クリアソン新宿との打ち合わせに高橋講師と共に参加しました。プロジェクトが進むにつれ、早稲田大学松原由美研究室からの協力を得たり、株式会社ダンロップスポーツウェルネスからのエクササイズ監修、サッカーボーリングの採用と、イベントの形が出来上がってくるのを目の当たりにしました。プロジェクトを遂行するには多くの人の協力や綿密な計画が必要だということを身を以て実感することができました」と振り返り、「今後この企画がクリアソン新宿の定番となればうれしいです」と話しました。
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