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困難を乗り越えて未来に出発~2020年度桜美林大学学位授与式~

2021/03/15(月)

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3月15日(月)、2020年度桜美林大学学位授与式および日本言語文化学院修了式が東京国際フォーラムで行われました。今年度は新型コロナウイルス感染防止策を徹底した上で執り行われました。式への出席は卒業生のみと人数を制限し、入り口ではサーモグラフィーによる体温計測、手指の消毒を実施、アクリル板の設置、座席を1席離す等、例年とは違った形での開催となりました。

今回の学位授与者は、学士課程1792人、修士・博士前期課程101人、博士後期課程5人の合計1898人。感染症対策により学位記は直接渡さず自宅への郵送となり、式中は各学群代表者1人が壇上に上がり、畑山浩昭学長から学位記を受け取りました。
式はキリスト教形式で進行。クワイヤーの歌声や、事前に収録された芸術文化学群音楽専修の学生によるリモート合唱がスクリーンに映し出され、式に華を添えました。

学業やスポーツの分野で秀でた学生には功労者表彰が行われました。今年度は学業優秀賞、スポーツ功労賞の授与が行われました。スポーツ功労賞を受賞したのは、昨シーズン1部上位リーグ(TOP8)でリーグ2位の成績を収めたアメリカンフットボール部。主将の室伏夏清さんが代表で壇上に上がり、畑山学長から記念品を受け取りました。

【学業優秀賞表彰者】
リベラルアーツ学群:西山理沙さん
芸術文化学群:東郷幸輝さん
ビジネスマネジメント学群:斉藤礼華さん
健康福祉学群:森本葵さん ※本日欠席
グローバルコミュニケーション学群:廣橋彩海さん

畑山学長は、式辞の中で昨今の新型コロナウイルスについて触れ、学生生活の集大成となる最後の年に、悔しい思いをたくさんしてきた今年度の学生の気持ちに寄り添いました。「この1年間の経験が必ず未来を変えていく。これまで普通にできていたことができなくなった一方で、大事なことに気が付くことができた。家族や友人、同僚等が、こんなにも大事に思えた年はなかった。普通のちょっとした日常の一コマがどんなに貴重なものなのかを身をもって感じた。絶対だと信じていたものが崩壊してしまう弱さも目の当たりにした。これまでの知識や認識や経験、人生観や価値観が大きく変化する時期に入っていることを肌で感じた1年であったのではないか。みなさんは今日、新しいスタートラインに立った。通常であれば、就職、進学、留学などを意味するが、今回のスタートラインは例年とは異なるものだと思う。全く新しい価値を創造していかなければいけない今、答えのない問題、見えない課題に対してのアプローチが必要。皆さんはそれを、大学生活の中で無意識のうちに学んでいるはず。それらを活かして、どうか自分の道を信じてほしい。人からどう思われようと、自分が信じた道をしっかり歩んでいってほしい。それが誰かのためになり、誰かの勇気となる。こんな時だからこそ、頑張っていただきたい」と激励しました。

また今年度は密になることを避けるために、撮影スポットを各キャンパス(町田、新宿、東京ひなたやま、プラネット淵野辺)に設置。式を終えた学生たちが記念撮影を行いにキャンパスを訪れ、久しぶりに集まる友人と思い出の1ページを刻んでいました。

学生たちの笑顔は、未来へと続く新たな1歩を感じさせるものでした。

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