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文科省「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択されました

2021/03/12(金)

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新たな大学の役割をモデル化

2021年3月11日、文部科学省・大学改革推進等補助金(デジタル活用教育高度化事業)の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」において、桜美林大学(東京都町田市、学長:畑山浩昭)が申請した取組「データ・ドリブン・アプローチによる新たな大学価値モデルの創造」が採択されました。「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」は、大学・高等専門学校においてデジタル技術を積極的に取り入れ、「学修者本位の教育の実現」、「学びの質の向上」に資するための取組における環境を整備し、ポストコロナ時代の高等教育における教育手法を具体化し、その成果の普及を図るものです。

本学は、平成30年度の「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」の公表以降、「デジタルを活用した学生のキャンパス体験の向上」を目標に次の七つの項目において6年計画を掲げDX推進の取組を行ってきました。

(1) 各種サーバのクラウド移行による、迅速で柔軟、低コストなシステムインフラ基盤の整備
(2) チャットボットの利用拡充を通じたサービスレベルの最適化
(3) 教職員を対象とした高度なICTスキル習得のための研修
(4) 増大するオンライン授業に対応する通信回線の増強
(5) 入学から就職までの学生データ一元化及び分析
(6) 高度化するニーズに柔軟に対応できる情報担当部門の整備
(7) 業務系システムの更新に伴うユーザーフレンドリーな環境の構築

今回採択されたのは、上記(5)を加速する取組で、学生生活の全般的な質の向上につながるデータ解析の高度化と可視化を推進するものです。

「学修×コミュニティ参加=大学体験価値」

学生データの一元化、オンライン化に対応する教育方法の深化・学生コミュニティ形成の促進、データのAI分析の高度化、学生データの可視化を推進し、卒業後の進路や本学に対する満足度等を学修成果との相関関係の分析を行うことで、「学修×コミュニティ参加=大学体験価値」というモデルに還元していきます。

なお、データ分析においては、GPA予測精度の向上のため他の高等教育機関との協働し、成果を公表し社会へ還元することを予定しています。

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