2020年度サービスラーニング最優秀ラーナー決定

2021/01/27(水)

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ベストラーナーの新居ゆかりさん

2020年度ベストサービスラーナー選考会を2021年1月12日にオンラインで開催しました。この選考会は、各サービスラーニング(*)科目の担当教員よりベストラーナーとして推薦された学生(今年度卒業予定者)の中から最優秀者を決定するものです。

畑山学長や各学群・各部署の審査員による選考の結果、2020年度最優秀ラーナーには、リベラルアーツ学群の新居ゆかりさん(発表タイトル:「四年間の学びをこれからへ」)が選ばれました。
新居さんは、1年生のときにカンボジアでの海外サービスラーニング科目を履修後、2年時にはフィリピン、そして3年時にはゼミで再びカンボジアに赴き、サービスラーニングを実践してきました。新居さんは、「持続可能な支援、ビジネスを通じて世界の人々の健康、安全を守りたい」と就職活動を行い、4月からは人にも地球にもやさしい商品を生産・販売している会社に就職が決定しています。新居さんは、「大学生活は自分次第でどうにでも変えていけると信じ、一生懸命学び、行動してきました。最優秀賞をいただけたことは大変光栄であり、今まで頑張ってきてよかったと心から思えた瞬間でした。これからも自分の選択に自信を持ち、人々のために行動していける人材を目指します。」と受賞の感想を述べています。

畑山学長は、「今回、学生さん、教員、職員、みんなコロナで制限を受けて突然色々な今までできていたことができなくなった。普通のことが普通でなくなった。コロナでできないことに、何とか対応していくという努力をずっと続けています。その中で普段はあまり気にしなかったけれど、人とすぐ会えるということは大事だったんだな、人の支えというのは大事だったんだなとか、ものすごく大事なことに気がついたというのがありますよね。何でもないことが非常に大事だった、と。だからみなさんは今回、サービスラーニングのプログラムを履修したことで、結論は違ったけれど、これは大事なことなんだと実感したことが一番の宝物だと思います。ここで大事だと思ったことは、これから起きる様々な出来事に惑わされないで、ずっと大事にしてほしい。今度は様々な出来事を受けて、これからのあなたたちの人生に活かしていければいいかなと思うのです。これからも、もっともっと大事だなと実感することはいっぱい出てくるので、それを大事にして頑張ってほしいと思います。」と講評されました。

優秀サービスラーナー6人と発表タイトル(五十音順)
◆土井 梨咲子 (グローバル・コミュニケーション学群): 「サービスラーニングから学んだこと~外国人支援活動を通して~」
◆西口 胡鼓 (リベラルアーツ学群): 「自分の中での学而事人とは」
◆浜越 悠加 (リベラルアーツ学群): 「なみいちでの活動を振り返って」  
◆間宮 萌々香 (健康福祉学群): 「サービスラーニング科目で学んだことを通して実践したこと」
◆山路 倫子 (リベラルアーツ学群): 「日本語教育とサービスラーニング」


*サービスラーニングとは、学生が大学の授業で学んだことを地域貢献活動を通してコミュニティに還元していく学習活動です。桜美林大学では2012年度よりサービスラーニング科目を開講しています。

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