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顧客のニーズに対する宣伝企画を考える~健康産業ビジネス×白寿生科学研究所の取り組み②~

2021/01/21(木)

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1月13日(水)、ビジネスマネジメント学群の教授会にて、株式会社白寿生科学研究所との連携による寄付講座『ビジネス演習(健康産業)』の最終報告会が行われました。

この演習は、受講する学生が分析班と宣伝班で分かれ、白寿生科学研究所の主力商品である「ヘルストロン」を用いて、顧客のニーズに対する宣伝企画を考えるもの。白寿生科学研究所の主要顧客層は高齢層ですが、この講義のターゲット顧客は若年層である学生とし、新宿キャンパスに「ヘルストロン」を設置して、実際に運用しながら利用者のデータを収集しました。最終報告会では、設置場所、宣伝方法、商品を使用した後の効果測定データについての報告がありました。

この演習では、健康産業について学ぶことも趣旨の1つ。2020年度参加者のインサイトでは、「薬のことを気にせずに、日常生活を送りたい」「スポーツのプレイレベルを上げたい、通院の負担なしにスポーツがしたい」というものが上がりました。

大学に設置されているOBICONや、ヘルストロンの手すり部分に設置したQRコードからのアンケートを使用してデータを収集。どのような人が利用しているのか、目的は何か、リピーターがどれ程いるのか、ヘルストロンを使用する前後での身体的変化など、細かく分析。ターゲットに対しての宣伝方法が有効か否かを検証しました。

今年度はコロナ禍で学生がキャンパスに来る機会が少なかったため、データの収集にとても苦労した様子でしたが、受講生たちは各班様々な工夫を凝らし、収集したデータからの分析結果を報告しました。

白寿生科学研究所 原浩之社長

当日は、白寿生科学研究所から原浩之社長をはじめ6人の社員の方が来校。原社長は、「今回の寄付講座では、机上で勉強するだけでなく、企業と実践しながら連携して進めながら、自分たちで調べて学ぶ姿を見ることができ、非常に良かった。企業としても、学生と接点を持つことがなかなかないので、医療の前段を担う健康産業という分野を知っていただく機会となり良かった。少しでも自身の体の調子を整えることに関心を持つきっかけとなれば嬉しい」とコメント。
産学連携を担当する中島明日香さんは、「私たちが見えなかった企業の良さを再発見できたり、若い方でも不調を持っており、ヘルストロンが役に立てるということに気づかされた」と、これからの学生との連携にさらなる期待を込めていました。

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