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顧客のニーズに対する宣伝企画を考える~健康産業ビジネス×白寿生科学研究所の取り組み~

2020/12/08(火)

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12月2日(水)、株式会社白寿生科学研究所との連携による寄付講座『ビジネス演習(健康産業)』で、中間報告会が行われました。この実習では、これまでにマーケティングやマネジメント系の授業で学んできた知識やスキルを活かし、白寿生科学研究所の主力商品である「ヘルストロン」の利用者をより多く得るための効果的な企画を考えます。白寿生科学研究所の主要顧客層は高齢層ですが、この講義でのターゲット顧客は学生自身。「ヘルストロン」を新宿キャンパスに設置し、実際に運用しながら利用者のデータを収集しています。

老年学研究科の杉澤秀博教授

この日は前半に、本学の老年学研究科の杉澤秀博教授が特別に講義。学生たちは超高齢社会と呼ばれる現状についてや、これからの社会で求められること、若い世代のライフワークが老後にどのように影響してくるかなどを学び、考案している企画の参考としました。

この講義では受講する学生が5つのチームとなり、分析班と宣伝班で分かれ、考案・実行・検証を行っています。授業の後半では、来校された白寿生科学研究所の方に「ヘルストロン」の設置場所、宣伝方法、商品を使用した後の効果測定データについて報告がありました。コロナ禍で学生がキャンパスに来る機会が少ない今、データの収集に苦労しながらも工夫して集客に取り組む姿勢が見られました。

左から(株)白寿生科学研究所の中島明日香さん、鈴木大地さん、主力商品である「ヘルストロン」(黄色の椅子)

講義に出席された白寿生科学研究所で産学連携を担当する中島明日香さんは、「若い人たちの健康への意識は低いため、その層である学生たちの生の声を聴き、データを収集することは社会全体にとって大変価値のあること。体調がよくなると生活の質が良くなるので、ぜひ多くの若い人たちが健康に関心を持ってもらうきっかけになれば」と話し、鈴木大地さんは「医学的研究の協力はこれまで多くなされてきましたが、ビジネス分野での連携は会社として初めての取り組み。健康産業のすばらしさを若い人たちに伝え、その価値を伝えていきたい」と話しました。

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