• HOME
  • ニュース
  • 2020年度
  • コロナ禍で留学中断。今できることに目を向ける、自己実現に向けたマインドフルネス・コーチングウェビナーを開催

コロナ禍で留学中断。今できることに目を向ける、自己実現に向けたマインドフルネス・コーチングウェビナーを開催

2020/10/06(火)

  • 大学
  • グローバル
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

本学では、COVID-19(新型コロナウィルス)の世界的感染拡大状況を鑑み、2020年春季に出発をした留学/海外研修プログラムの中断、2020年夏季に出発する予定であった留学/海外研修プログラムの中止・延期、2021年春季に出発する留学プログラムの一部中止を決定いたしました。

今回のコロナ禍による留学の中止・延期については、本学での留学を希望していた1・2年生を中心に落胆の声が多く、とりわけ、入学後から、対面で直接新しい友人を作ることができない新入生からは、「入学をした実感が湧かない」、「モチベーションが上がらない」といった声も寄せられることがありました。

本学では、5月よりオンラインでの国際交流プログラムの実施や、秋学期よりオンライン留学プログラムの企画・募集を開始し、学生の参加を促しておりますが、まずは学生の低下したモチベーションを取り戻し、各種プログラムへの参加に繋がるよう、今回マインドフルネスとコーチングを活用したウェビナーを開催いたしました。

本ウェビナーは、9月17日(木)、24日(木)、10月1日(木)の3日間、一般社団法人マインドフルネス瞑想協会認定講師の川井千佳氏を講師に迎え、各回100分でZoomをツールとして実施いたしました。

マインドフルネスは、国内教育現場での学生支援での活用はまだ一般的ではありませんが、現在、米国ハーバード大学やGoogleなどの一流企業の人財研修にも取り入れられています。今回は、マインドフルネスをベースに、コーチングの手法を加え、全3回を通して、自身の理想のキャリアを描き、それに向けた大学生活のゴール設定に取り組んでいきました。

今回、全学生を対象に参加者を募集したところ、90名以上の申込があり、延べ150名以上の学生が参加をしました。参加者の内訳は、1・2年生を中心とし、留学計画が途中帰国・中止あるいは留学の見通しが立っていない学生が半数以上の割合を占め、大学生活の満足度や自己肯定感が低いといった学生も多く見られました。

ウェビナー内では、個人ワークに加え、ブレークアウトセッションを活用したグループディスカッションも取り入れられ、他の学生と共有をすることで、自身の価値観が顕在化したり、他の学生も同様に悩みを抱えていたことで安心感が得られたといった声も多くありました。

ウェビナー受講前後と比較をすると、自己肯定感は7割増、大学生活のモチベーションは8割強増、「自分のことが好きになれそうか」は全員が肯定的な解答をし、本ウェビナーを通して、学生の前向きなマインド醸成に繋げることができました。

今後、今回の参加学生が学内外の各種プログラムに積極的に参加をし、将来のキャリアに向けた自己実現に取り組んでいくことを期待しています。

イベント実施概要

開催日時
第1回9月17日(木)、 16時50分~18時20分(5限)
第2回9月24日(木)、 16時50分~18時20分(5限)
第3回10月1日(木)、 16時50分~18時20分(5限)

概要
第1回(9月17日):Aware 「自分を知る」
マインドフルネス基礎講座で、自分の体と心の声を聞く練習をして、
自身の価値観や在学中の目的、留学に対する意識を見つけるワークを行います。

第2回(9月24日):Connect 「自分のビジョン・未来を描く」
自己肯定感とメンタル管理の講座を通し、自身が在学中に一歩踏み出す意識を醸成し、
自身の価値観と繋げた理想のキャリアを形成するワークを行います。

第3回(10月1日):Achieve 「ゴール設定をする」
描いているキャリアと今の自分を繋げるコーチングワークで、ゴール設定と宣言を行います。
また、ゴールを達成するための心身管理をするアドバイスを行うことで、自分で目標の継続ができるようになることを狙います。

形式
Zoom

参加学生の声

・本当に素敵な時間でした。将来の夢がみつからない私に、ただ未来を考えるというよりは自分で自分のことを知り自分の中の考えに気づかせてくれる時間でした。今まで、自分の事をこんなに詳しく考えることはなかったですが、今回の講座を通して自分の事を知ってあげることが出来ました。それに、自分にはたくさんの可能性があって、何にでもやってみて良いんだと思いました。最後の瞑想で本当に気分が良くなり、自分自身や家族や参加者のみんなへの温かい感情が溢れました。今回で最後だったのは悲しいですが、本当に参加して良かったですし、またいつかお話したいです。

・将来の夢も理想の自分に近づくためにも、日々の時間を大切にしていこうと思います。自分の価値は自分で作るということを習ったように、常に自分がワクワクすること楽しいことを追って、周りにいる人たちにも良い影響を与えられるような人になれるように努力したいです。今はとにかく英語と韓国語の学習に力を入れること、自分の夢の実現のために画力を磨いてポートフォリオを作成していくことを少しずつでも進めていきます。日常に瞑想を取り入れつつ、自分を安定させていきたいです。

・3週間にわたり講座を開催してくださり有り難うございました。私は大学に入学したのにもかかわらず、どうしてしていけばいいのか迷っていた将来や挑戦することに対して漠然と不安を抱えていたので今回この講座を受けることを決意しました。実際、この3週間で考え方の変化や、自分が本当に望んでいることなど自分が今まで知らなかったことを知れたとても有意義で貴重な時間を過ごせました。参加してみて良かったと思っています。個々で学んだことを生かしてこれから行動していきます。今回は本当に有り難うございました。

桜美林大学3C’s Project(オンライン国際交流プラットフォーム)

本学では、海外協定校等とのオンライン国際交流プログラムや留学プログラムを企画実施しております。

コロナ禍により物理的な海外との移動が制限される中、海外と本学学生とを繋ぐ手段として、桜美林大学オンライン国際交流プログラム(3C’s Project: Connect, Collaborate, Create)を5月に立ち上げました。 3C’ Projectは、現在、桜美林大学の海外協定校を中心に、世界9ヶ国約400人の大学生や教職員関係者が参加をしているSlackをプラットフォームとしたオンライン国際交流プログラムです。Slack内では、新規登録者の自己紹介やイベント周知、各プロジェクトの運営が展開され、zoom等を活用したリアルタイムの双方向型文化交流や言語交換イベントを実施しています。

ページの先頭へ