本学から初の女性機長が誕生!卒業生の鈴木摩衣さん

2019/10/04(金)

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右から鈴木さん、中村さん、小野さん、横田教授

桜美林大学フライト・オペレーションコース(FOコース)1期生で、現在はスカイマーク株式会社にパイロットとして勤務する鈴木摩衣さんが、10月1日(火)、機長として初フライトを果たしました。本学初の女性機長の誕生です。鈴木さんが担当したのは、羽田空港~新千歳空港間を往復する国内線。初の大役を終えた鈴木さんは、「何事もなく無事フライトを終えることができて、よかったです」と、安堵した様子を見せました。

当日はFOコースの小野冴華さん・中村文さん(共に4年)、横田友宏教授もお祝いに駆けつけ、鈴木さんに花束を贈呈。「憧れの先輩に会えて光栄です。私たちも頑張ろうと思います」と、先輩の活躍を祝いました。

ボーイング737に乗って、新千歳空港へ

幼い頃から飛行機に乗る機会が多く、「飛行機」がわくわくする対象だったという鈴木さん。中学3年生の頃からパイロットを目指してきました。在学中も順調に訓練を積んできた鈴木さんですが、アリゾナでの訓練期間中にプライベートライセンスの試験に失敗。その挫折から得た「焦らずに、自分のペースで、確実に」という気づきが、自分のモットーになっていると話しました。

卒業後、スカイマークに入社。副操縦士として約4000時間の飛行時間を経験して、この度、機長に昇格した経緯を「日々、頑張ってきた結果です」と、振り返りました。

副操縦士や客室乗務員とフライト前の打ち合わせ

現在、スカイマークで唯一の女性機長である鈴木さん。「体調管理の面では、会社が相談に乗ってくれます。教育面でも男女平等なので、女性だからといって差別を感じたことはありません」と、女性でも働きやすい環境だと話しました。目指す機長像に関して、「これからは機長として副操縦士に教える立場になりますが、立場は関係なく、何でも言いやすい雰囲気づくりを大切にしたい」と、意気込みを語りました。

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