中国戯曲学院の学生が訪日中 歌舞伎を学ぶ

2018/08/09(木)

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桜美林大学は協定を結ぶ中国戯曲学院との文化交流として、日中両国の学生が互いの代表的な伝統演劇である「歌舞伎」と「京劇」を学び、それぞれに披露し合う合同公演を来年12月に計画しています。

8月1日(水)、公演に向けて歌舞伎を習得するために、中国戯曲学院の学生18人が訪日。21日(火)まで多摩アカデミーヒルズに滞在し、歌舞伎役者・市川九團次氏と市川右若氏による集中稽古を受けています。

手本を見せる市川右若氏

6日(月)は、公演予定の演目『藤娘』の踊り部分を練習。右若氏の実演を真剣な表情で見て学んだり、自主練習用に動画を撮る姿がありました。学生らは、この稽古をもとに中国で練習を行います。参加者の一人で、京劇を学んだことのある化利好さんは「稽古当初は、抑揚をはっきりつける京劇と違い、柔らかな動きで表現する歌舞伎に慣れませんでしたが、少しずつつかめるようになってきました。中国で動画を見て魅了された歌舞伎を、実際に日本で学ぶことができて嬉しいです」と話しました。

なお、本学からは芸術文化学群演劇・ダンス専修の学生が京劇を行います。

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