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訓練をうけてオニ退治!観客参加型イベント「なつやすみ勇者計画」開催

2018/08/02(木)

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7月22日(日)、ミウィ橋本で小学生対象イベント「なつやすみ勇者計画~勇気をあつめろ!ももたろうとオニ退治~」が行われました。産官学連携を通じてさまざまなアート事業を展開する「アートラボはしもと」と桜美林大学パフォーミングアーツ・インスティテュート、橋本図書館、杜のホールはしもと(相模原市民文化財団)の連携事業。橋本をアートで盛り上げることを目的に行われる夏の恒例イベントです。

当日は浴衣を着て参加した手塚彩乃さん

昨年までは「妖怪」「忍者」などの共通したテーマのもと、別々に行ってきたワークショップや演劇を、今年は初めてすべての催しを巡回する1つのイベントとして開催。この総合企画・演出を担当したのが手塚彩乃さん(芸術文化学群3年)です。これまでも学内の舞台芸術祭「GALA Obirin」で演劇作品の作・演出を手がけてきた手塚さん。その経験を生かし、今回のイベントを昔話「ももたろう」のストーリーに沿って、子どもたちが動物たちとともにさまざまな試練に挑む「観客参加型」の1つの舞台に仕立てました。

当日、参加した親子約30組は、「ももたろう」が校長先生をしている「勇者育成学校」に入学。サル、キジ、イヌが務める教官とともに、バルーンアートでオニ退治の武器を作ったり、普段入ることのできない図書館の書庫で絵本探しをしたり、オニにタッチされると桃になってしまう「ももオニ」に挑戦。最後は、バルーンアートで作った武器でオニを倒しました。2時間以上の長いイベントだったにも関わらず、子どもたちが終始、夢中になる姿が見られました。

年明けから各団体と打ち合わせを重ね、10回以上企画書を練り直したという手塚さん。芸術文化学群の学生の中から公募で選ばれた演者の演技演出や、美術・音響などを担当する学生スタッフへの指示出しなど、すべてを務めました。

「演劇に携わった事のない人や学外の方と共にイベントを創り上げることは今回が初めてで、とまどうことばかりでしたが、様々な方のバックアップがある中で公共施設を舞台にイベントができて、とても良い経験になりました」と手塚さん。今年初めて、参加対象を子どもから親子にしたこともあり、「子どもたちの楽しむ姿が見られたことはもちろんのこと、『子どもの集中力に驚いた』という保護者の反応も嬉しかったです」とイベントを振り返りました。

ももたろうから説明をうける

サルと一緒に風船でオニを倒す武器を作る

イヌと「ももオニ」に挑戦

子どもたちに読み聞かせをするキジ

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