• HOME
  • ニュース
  • 2018年度
  • 桜美林大学と株式会社ボンビの産学連携 店頭ディスプレイ制作の実務研修を開講

桜美林大学と株式会社ボンビの産学連携 店頭ディスプレイ制作の実務研修を開講

2018/07/18(水)

  • 大学
  • 芸術文化学群
  • お知らせ
  • 地域・社会連携
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
完成したディスプレイを、実際に組み立てる学生

桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修の向坂ゼミは、販売促進のためのディスプレイなどをデザイン・製造する株式会社ボンビ(本社・大阪府) と産学連携を行い、実務研修「ディスプレイ制作 プロフェッショナル講座」を開講します。実施予定は来年2月で、向坂ゼミ生全員が参加対象です。

講師を担当するのは、ボンビの現役社員です。学生たちは店頭マーケティングや店頭ディスプレイの前提知識を学んだ後、実在する協力企業のプロモーション課題に取り組みます。店頭での市場調査を経て、企業の販促課題を解決するためのPOP広告や店頭ディスプレイのデザイン画や企画書を作成。ボンビに対して、プレゼンテーションを行います。このプレゼンテーションを元に、ボンビのプロデザイナーが設計図を作成し、ボンビの工場で試作品を製作。試作品は学生たちの目の前に届き、講評を受けます。デザイン画の完成および講評で終わるだけでなく、具体化することで現実の設計の難しさなどに気づき、実務経験に近い知識とスキルを得ることができるのがこの講座の大きな特徴です。

自らがデザインしたディスプレイを目の前に、ボンビのプロデザイナーから講評を受ける

今年4月に試験的に実施した講座では、学生が化粧品や音楽ヘッドホン、ゼリーの販売促進ディスプレイをデザインする経験を通し、「ただ見栄えの良いものを考えるだけでなく、求められているものをイメージし、理解することの大切さを学びました。コスト面やディスプレイを配送する際のことも考慮するなど、より現実的で、実行可能であるかを考えて、デザインすることが求められると実感しました」と、現場に即した貴重な経験ができたことに高揚する姿がありました。

「店頭ディスプレイは日進月歩しているため、ARやVRのようなトレンドのIT技術を組み合わせたPOP広告など学生たちの自由な発想を取り込めるような講座を想定しています」と、来年の講座に向けて、ボンビも学生と切磋琢磨できることを期待しています。

ページの先頭へ