2021年度ベストサービスラーナー選考会を実施しました

2022/01/28(金)

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2022年1月11日(火)、2021年度ベストサービスラーナー最終選考会をオンラインで開催しました。この選考会は、各サービスラーニング(*)科目の担当教員よりベストラーナーとして推薦された学生(今年度卒業予定者)の中から最優秀者を決定するものです。

今回で6回目となるベストサービスラーナー最終選考会には、6人の学生が参加。堀副学長や各学群・各部署の審査員、また発表を観覧された方々による選考の結果、2021年度ベストサービスラーナーには、リベラルアーツ学群の神崎真珠花さん(発表タイトル:「学びからさらなる発展へ」)が選ばれました。

ベストサービスラーナーに選ばれた神崎真珠花さん

神崎さんは、国際協力専攻プログラムと国際関係プログラムを専攻(ダブルメジャー)、元々ジェンダー問題に興味があり、「女の子なのに」という言葉に疑問を持っていた中で、牧田ゼミでのボランティア活動を通じて自分でできることはないか、社会貢献をしたいと思うようになりました。2年次には、インドでのフィールドワークを通じて、インドにおける身分格差、特に弱者とされる女性・子どものジェンダー問題に興味を持ち、専攻演習では近隣小学校でのボランティア活動を行いつつ、インドにおける女性問題として根深く残っているダウリー(結婚時に、花嫁の家族から花婿及び花婿の家族に対してされる支払いや財などの贈与のこと)について研究を進めてきました。4月からは大学院に進学することが決まっており、ダウリーについての研究をさらに深めて、研究を継続していく予定です。

神崎真珠花さん受賞コメント

サービスラーニング科目の社会貢献を通じて自分の考えや価値観が広がり、より良い社会を構成していくために自分ができることはなにかを考えることができました。また、サービスラーニング科目に出会っていなければ、国際問題、社会問題、人のためになにかをしようという気持ちにはならなかったので、これからは自分の心の中に問題意識や考えをしまっておくのではなく、行動を起こして誰かのために役立ていきたいと思います。今回、ベストサービスラーナーを受賞することができたことで、自身のこれまでの研究や活動に自信を持つことができ、また桜美林大学での学びにも自信を持つことができました。

ベストサービスラーナー最終選考会に参加した6人と発表タイトル

学生氏名学群発表タイトル
神崎 真珠花リベラルアーツ学群学びからさらなる発展へ
小林 美香子リベラルアーツ学群公教育における外国に繋がる子どもの日本語学習支援
茂田 聡美グローバル・コミュニケーション学群地球市民とサービスラーニング
嶋野 鈴リベラルアーツ学群社会の裏で苦しんでいる人達と出会って
松本 萌可リベラルアーツ学群「学校」という存在
武藤 磨美リベラルアーツ学群学びのはじまり「地域社会参加(子どもと教育)」

*サービスラーニングとは、学生が大学の授業で学んだことを地域貢献活動を通してコミュニティに還元していく学習活動です。桜美林大学では2012年度よりサービスラーニング科目を開講しています。

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