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次世代を惹きつけるマーケティング及び人事戦略とは!?~ファッションビジネス×ベイクルーズの取り組み~

2022/01/31(月)

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1月22日(土)、新宿キャンパスのセンテナリオホールで、馬塲正実准教授の専攻演習の企業研究最終審査会が行われました。今年度は、ブランドの構成要素や構築の方法と手順、消費者からの認知などについて株式会社ベイクルーズ(以下、ベイクルーズ)を例に研究を行い、個別企業及びブランドの抱える課題を解決するための新たな策を提案するもの。「ベイクルーズグループの経営資源を最⼤限に活かして、20歳〜25歳の次世代の層を惹きつける事業のマーケティング及び⼈事戦略を提案せよ。」という課題のもと、5つのグループに分かれて発表を行いました。

当日は、ベイクルーズから人財統括執行役員の吉田光樹様、株式会社電通テックから大田琢哉様、はた・らく会社から富島公彦様、学校法人杉野学園・IFIビジネススクールから平松隆司様、VMIパートナーズ合同会社から黒川智生様の5人が審査員として参加し、学生のアイデアを評価しました。

「まっさらな状態から新たな案を考える」を表現したホワイトコーデ

学生たちは、実店舗に足を運んでフィールドワークを行い、お客様にインタビューを実施したり、アンケート調査を行ったりして見えた課題や傾向を報告。そこから経営理念・企業理念に通ずる新たな事業を考案し、発表しました。提案された案には、ベイクルーズのもつファッションと飲食を融合した店舗の開業、ベイクルーズのもつさまざまな店舗を集結させ、BayBayという仮想通貨で取引を行うベイクルーズシティの設立、人気商品「「J.S. BURGERS」のキッチンカー販売、星野リゾートとの提携イベントの開催、無人販売を叶える自動販売機の導入など。
また学生たちは、自分のチームの提案内容に合わせてドレスコードを設定。当日はグループ内で合わせた服装で、今日のコーディネートのコンセプトを紹介するなど、ファッションビジネスの授業を体現していました。

優勝したBグループ。「主張」を意味する黒で服装を合わせた

審査員からは、時折厳しいご意見をいただきながら、ファッション業界の現状や、事業実現に向けたアドバイスがありました。「目の付け所が面白かった」「現代の若者の消費行動は、昔と比べて大きく変化しており、皆さんの視点からさまざまな意見を聞くことができたことは、我々にとっても有意義な時間となった」「もっと、自分たちが欲しい、行きたい、やってみたいと思えるような、(実現可能か否かは置いておいて)夢を盛り込んだ案を聞きたい」などと評価をいただきました。

総評では、ベイクルーズシティの設立を提案したBグループが優勝。ベイクルーズの吉田様は「経営理念の実現が最も考えられており、突出したクリエイティブな発想が面白かった。とても夢のあるビジネスだと感じた」と評価しました。またファッションビジネス業界への就職を考える学生に「学生時代により多くの服に触れ、着て、多くの接客を受けてほしい。圧倒的に量をこなすことで、ファッションをクリエイションすることにつながる」と伝えました。

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