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こだわり野菜の魅力を広めたい!学生によるクラウドファンディング「サクベジプロジェクト」

2021/11/10(水)

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ビジネスマネジメント学群の尾川ゼミに所属する学生5人が、コロナ禍において内食需要が高まり、オーガニック野菜やこだわりをもって生産された食材に関心を持つ人が増えているのではないかと考え、持続可能な社会の実現をテーマに、こだわり野菜の魅力を広める活動として「サクベジプロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクト名は、活動への想いを込めて、英語で「循環」を意味する"circulation"と「野菜」を意味する"vegetable"を掛け合わせて命名されています。

プロジェクトの目的・意義

国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)

このプロジェクトは、持続可能な社会を実現することをテーマに、畜産や農業・家庭などから出る廃棄物を肥料に利用したり、農業で出るゴミを循環利用する循環型農業に着目し、固定種※1と呼ばれる野菜の魅力を発信することを目的としています。現在、市場に出回っているほとんどの野菜がF1種※2であるなか、持続可能な社会を実現するために種の自家採取が可能である固定種の栽培と循環型農業を活用し、消費者の野菜に対する選択肢を広げることにより、固定種や自然栽培・有機栽培などこだわりをもって生産された野菜の魅力を若い世代へ発信するとともに、地球環境の改善の一助にもなるのではないかと考えています。

※1:代々植物の持つ性質や形が受け継がれたもので、種を次の世代へと受け継ぐことができます。
※2:優良な性質を持った異なる遺伝子を掛け合わせて人工的に作られたものであり、種は一代限りで再利用することができません。



また、この活動は、SDGsに掲げられている17の世界的目標のうち、以下の項目の目標達成に貢献できると考えています。

12 つくる責任 つかう責任

  • 「つくる責任」:固定種は種の自家採種が可能なため、循環型の持続可能な農業を実践できる。
  • 「つかう責任」:消費者が持続可能な方法で作られた作物を選択して購入することで、生産者の生産パターンを変化させていくことに繋がる。

13 気候変動に具体的な対策を

  • 化学肥料に頼らず廃棄物を有効活用することによって、ゴミを減らし環境への負担を減らす。

15 陸の豊かさも守ろう

  • 固定種を受け継いで栽培することで、種の絶滅を防ぎ生物多様性損失を防止する。

野菜販売マルシェ開催を目指してクラウドファンディング

新宿キャンパス内で江戸野菜を栽培

このプロジェクトを通して、一人でも多くの人に野菜の正しい知識と固定種やこだわり野菜の魅力を伝えると同時に、活動の中でSDGsに対する意識を高め、持続可能な社会実現のため、SDGsを自分ごととして捉える一つのきっかけを作りたいという想いから、固定種の野菜を販売するマルシェ(市場)を開催することにしました。

現在、この想いを多くの方に届けるためのマルシェ開催の実現に向けて、クラウドファンディングを実施しています。少しでもこの活動に興味をもってもらえればと思っています。

プロジェクト名 こだわり野菜の魅力を広めたい!女子大生5人組でマルシェ開きます!! 
目標金額250,000円(All-in方式)
募集期日2021年11月30日(火)23:59
マルシェ実施日/場所2021年12月上旬に新宿キャンパス内で実施予定

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