165人の新たな門出を祝って~2021年度春学期学位授与式~

2021/09/06(月)

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9月6日(月)2021年度春学期学位授与式が、町田キャンパスの荊冠堂チャペルにて、新型コロナウイルス感染防止策を徹底した上で執り行われました。入り口ではサーモグラフィーによる体温計測、手指の消毒、アクリル板の設置、座席を2席以上離す等、昨年同様感染症対策を万全に期しての開催となりました。

今回の学位授与者は、学士課程134人、修士課程23人、博士課程1人の合計158人。感染症対策により学位記は直接渡さず、代わりに学群・学類・研究科ごと畑山浩昭学長が学位記を読み上げました。学位記は式典終了後、別室で学群・研究科ごとに各学群長および大学院長から授与。また、日本言語文化学院(留学生別科)の修了式も同時に行われ、7人に修了証書が授与されました。讃美歌唱や合唱では、クワイヤーの歌声が式に華を添えました。

畑山学長は式辞で、「本日をもって本学を卒業する皆さんに心からお祝い申し上げます。皆さんが在学中に学んだ知識や得た経験、技能はこれからの活躍を大いに支えてくれるものです。コロナ禍は、物理的な活動の制限があり苦労した一方、さまざまなことを考えるきっかけにもなりました。当たり前だと思っていたことができなくなった中で、何気ない日常に価値を再発見し問い直すことができました。普通の環境下で大学生活を送れなかった皆さんは、さらに未曾有の状況に投げ出されたとき、「こんな大変なときに大学生だった」という事実や経験が生きてきます。皆さんにしかわからないこととして、経験による知恵、想い、考えになっていくのではないのでしょうか。パンデミック後、この時期に大学で教育を受けた皆さんの特別な力を必要とする社会が必ずやってきます。本学のモットーである「学而事人」は、お互いの働きによって成り立つ社会において、重要な精神。今回のコロナを経験した私たちは、自分だけでなく周りの人も幸せでなければならないとわかったはずです。オベリンナーの大事な精神①高くて大きな目標をたてる②柔軟に対応する③寛容になる④楽観的思考で考える⑤諦めないで信じて頑張るは、これから人のため、社会のために頑張る皆さんの人生を豊かにするものとなるでしょう。オベリンナーは世界中にいます。自信をもって、安心して、大きな1歩を踏み出していただきたい」と述べ、卒業生を送り出しました。

左から堀潔副学長、畑山浩昭学長、孫潔さん、雷海涛大学院長

老年学研究科老年学専攻の博士課程を修了した孫潔さんは、「桜美林に在籍して6年と順調に学位をとることができてとても嬉しいです。これもひとえに指導してくださった杉澤秀博教授をはじめ、支えてくださった先生方のおかげです。心から感謝しています。これからも桜美林の教育の理念である学而事人を忘れずに研究に励んでいきたいです。感謝の気持ちをもって新たな人生を歩みたいと思います」と笑顔で話しました。

リベラルアーツ学群の大澤杏子さんは「このご時世に式を挙行していただけて感謝しています。桜美林に入学して良かった。卒業してからも“オベリンナー”として頑張っていきたいです」と話しました。

リベラルアーツ学群の石川ありすさんは、「学生生活の約半分は大学に通うことができない中、クリスチャンである自分にとって卒業式を大学のチャペルで行うことができたことに大きな意味を感じました。卒業しても大学の近くにいるので、桜美林を身近に感じながら、新たな場所でも頑張っていきたいです」とコメント。

早期卒業で今日を迎えたリベラルアーツ学群の松田美優さんは、「1年生のときから早期卒業をすることを目標にし、勉学に励んてきました。社会人になるまでの残り半年間を使って、大好きな英語の勉強に取り組みたいと思います」と力強く話しました。

※桜美林大学はセメスター制度を採用しており、年2回入学と卒業の機会があります。

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