新たに54人のオベリンナーを迎えて~2021年度秋学期入学式~

2021/09/16(木)

  • 大学
  • 大学院
  • お知らせ
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
学生宣誓を行った孔 馨頤(コウ ケイコ)さん

9月16日(木)、町田キャンパス荊冠堂チャペルにて、2021年度秋学期入学式が執り行われました。先日行われた春学期学位授与式同様、今回も新型コロナウイルス感染防止策を徹底した中での開催となりました。

今回の入学者数は、学士課程21人、博士前期課程・修士課程11人、博士後期課程2人の合計34人。同時に行われた日本言語文化学院(留学生別科)には20人が入学。讃美歌唱や合唱では、クワイヤーの素敵な歌唱が式に華を添えました。入学生を代表して、大学院国際学術研究科の孔 馨頤(コウ ケイコ)さんが学生宣誓を行いました。

学生宣誓を受けて新入生の入学を許可した畑山浩昭学長は、新入生たちを歓迎し、次のようにメッセージを送りました。

新入生の皆さん、ご家族の皆さん本日はおめでとうございます。秋学期の入学式は通常留学生が多いのですが、コロナ禍の影響で入国ができていない学生が多くいます。今日は配信を通して、画面の向こう側にいる皆さんとともに入学式を迎えたいと思います。

大学は、世の中が抱える多くの問題や課題を、解決するためのアイデアを、同じ志を持った仲間とともに考えるところです。新型コロナウイルスの感染症が発生、拡大してから、生活が大きく変わりました。この大きな社会と時代の転換期に、大学で学ぶ機会があるということは、ある意味幸運なことです。その中で、自分は何が好きか、何が得意か、何を学びたいか。そしてそれは、自分自身のためになることはもちろん、誰かの問題や課題を解決することに貢献できるだろうか、人々が喜び感謝することにつながるだろうか。これらを考えていくと、あなた方のやるべきことが見えてくるのではないのでしょうか。

災害や戦争など、世の中が大きく変化し、多くの人々が大変な思いをした時代に清水先生が学園を創設して100年。清水先生は、苦難の中にある人々を助け、自分で生き抜く力をつけられるように教育することで、豊かな社会を築くことができると信じ学校教育に取り組みました。これは学園のスクールモットーである「学而事人」という、桜美林が100年間大切にしてきた精神です。

皆さんはどんなことで、これから頑張っていきますか。今、数多くの問題や課題がありますが、皆さんは何を学びますか。何のために学び、どのように生かしますか。

桜美林大学は幅広い学びの提供をしています。この豊かなリソースを活用して、自分の問いに答えながら、成長してください。自分の思考や判断、行動は、知識や技術だけではなく、強い、頑丈な、強固な精神や信念が大切になってきます。桜美林で、しっかりとした精神的な基盤を構築してほしい。みなさんのこれからの活躍を期待しています。

ページの先頭へ